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ジェットスターに乗る際に気になるのが、機内に持ち込める手荷物と受託手荷物（預け入れ手荷物）の規定。
記事の読者
- ジェットスターの機内に持ち込める手荷物と無料で預けられる手荷物のサイズ・重量・個数は？
- 手荷物を預ける締切時間を知りたい！
- 飛行機に搭載できる手荷物の長さは？
- 受託手荷物の料金は？
この記事では、
- ジェットスターの機内持ち込み手荷物・受託手荷物（預け入れ手荷物）のサイズ・重量・個数
- 手荷物を預ける締切時間、預け入れ可能な手荷物の長さ、手荷物を預ける料金
- LCC（格安航空会社）と従来の航空会社の違い
- LCCで予約する前にすべきこと
などをご紹介します。
ジェットスターの機内持ち込み手荷物・受託手荷物（預け入れ手荷物）のサイズ・重量・個数
リーズナブルな料金で飛行機に乗れるLCC（格安航空会社）の一つ「ジェットスター・ジャパン」。
ジェットスターの機内持ち込み手荷物・受託手荷物（預け入れ手荷物）のサイズ・重量・個数について見ていきましょう。
ここでは、無料で機内に持ち込める・預け入れできるサイズ・重量・個数をお伝えします。
ちなみに、「機内持ち込み手荷物」と「受託手荷物」（預け入れ手荷物）の違いは以下の通りです。
「機内持ち込み手荷物」とは、機内に持ち込むことができる手荷物。
例：ハンドバッグ、キャリーケース、ノートパソコン、カメラ、モバイルバッテリー、傘、おみやげなど
「受託手荷物」（預け入れ手荷物）とは、機内に持ち込まない（持ち込めない）ため、搭乗前に航空会社のカウンターなどで預ける手荷物。
例：スーツケース、大きなキャリーケース、刃物、バット、サーフボード、スノーボードなど
国内の主な航空会社の機内持ち込み手荷物・受託手荷物については、別の記事で詳しくご紹介しています。
飛行機の機内持ち込み・受託手荷物（預け入れ手荷物）のサイズ・重量・個数まとめ！
機内持ち込み手荷物
国内線・国際線共通
- サイズ：手荷物の各辺の長さが56cm×36cm×23cm以内
- 重量：合計7kg以内
- 個数：1個＋身の回り品 1個まで
「身の回り品」とは、ハンドバッグ、ノートパソコン、カメラ、傘などの小さな手荷物のことです。
以下の方法を利用すると、合計14kgまで（手荷物1個あたりの重量は10kgまで）持ち込み可能になります。
- エコノミークラス「フレックスBiz」付き運賃（「Starter FlexiBiz」運賃）の航空券を購入
- ビジネスクラス運賃の航空券を購入
- 機内持ち込み手荷物を7kg追加できるオプションを購入
小林 弘征
チェックインカウンターや搭乗ゲートの前に量りが置いてあります。
LCCは手荷物の規定にとても厳しいので、見た目で明らかにサイズ・重量がオーバーしているとわかるような時は、抜き打ちでチェックされる場合もあります。
機内持ち込み手荷物の重量・サイズの抜き打ちチェックを受けて、規定を超えているために機内へ持ち込めない（＝受託手荷物として預けなければならない）となった場合は、以下の追加料金がかかります。（15kgまで／全て税込）
| チェックインカウンター | 搭乗ゲート | |
| 国内線 | 3,600円 | 4,500円 |
| 国際線（日本発） | 5,000円 | 6,500円 |
小林 弘征
受託手荷物
国内線・国際線共通
- 1個目から有料（サイズ・重量に関係なく）
ちなみに、受託手荷物の規定は以下の通りです。
- サイズ：1辺が230cm以内（B787の国際線は277cm以内）
- 重量：合計40kg以内（1個32kg以内）
- 個数：制限なし
以下の方法を利用すると、それぞれの規定内の重量であれば無料で預けることができます。
- エコノミークラス「ちゃっかりPlus」付き運賃（「Starter Plus」運賃）の航空券を購入
→ 合計20kg以内（国内線の場合は合計10kg以内） - エコノミークラス「しっかりMax」付き運賃（「Starter Max」運賃）の航空券を購入
→ 合計30kg以内 - ビジネスクラス運賃の航空券を購入
→ 合計30kg以内 - 受託手荷物を15～40kg追加できるオプションを購入（購入は5kg単位）
機内持ち込み・預け入れで禁止・制限されている手荷物の分類・一覧表・具体例などについて、別の記事で詳しくご紹介しています。
飛行機の機内持ち込み・預け入れが禁止されている手荷物まとめ！（国内線・国際線）
手荷物を預ける締切時間
空港でのチェックイン（手荷物を預け入れる手続きも含む）の締切時間は以下の通りです。
- 国内線：出発時刻の30分前まで
- 国際線：出発時刻の45分前まで
小林 弘征
預け入れ（搭載）可能な手荷物の長さ
飛行機に搭載できる手荷物の長さは機種ごとに制限があります。
目安は以下の通りです。（国内線・国際線共通）
ジェットスター・ジャパン (GK) だけでなく、ジェットスター航空 (JQ) 、ジェットスター・アジア航空 (3K) も含めています。
範囲内でも、他の手荷物の搭載状況により預けることができない場合もあります。
| 機種 | 搭載可能な長さ |
| A320 | 230cm |
| A321 | 230cm |
| B787 | 230cm（国際線の場合は277cm） |
搭載可能な長さであっても、以下のような規定があります。
- 預け入れできる手荷物の重量は合計40kg以内（1個32kg以内／個数制限なし）
料金
ジェットスターは、受託手荷物1個目から有料です。（無料になる運賃・オプションを除く。）
手荷物を預けるための料金は、以下の番号が大きくなるにつれて割高になります。（1が一番お得で、4が一番割高です。）
- 受託手荷物の料金が含まれている航空券を予約する、または航空券を予約する際に受託手荷物のオプションを一緒に購入する。
- 航空券を予約した後に受託手荷物のオプションを追加購入する。
- 出発当日にチェックインカウンターで受託手荷物を追加する。
- 出発当日に搭乗ゲートで受託手荷物を追加する。（機内持ち込み手荷物の抜き打ちチェックを受けてからなど。）
下記の表は、航空券予約と一緒に受託手荷物のオプションを購入する場合の受託手荷物の料金。（ある日の成田～那覇便で、航空券は「Starter」運賃）
| 重量 | 料金（税込） |
| 15kg | 1,840円 |
| 20kg | 1,940円 |
| 25kg | 2,710円 |
| 30kg | 2,910円 |
| 35kg | 3,680円 |
| 40kg | 3,880円 |
それに対して、受託手荷物を当日追加する場合。（全て税込）
出発当日の受託手荷物の追加料金は、チェックインカウンターで支払う場合と搭乗ゲートで支払う場合で異なります。
| チェックインカウンター | 搭乗ゲート | ||
| 国内線 | ～15kg | 3,600円 | 4,500円 |
| 15kg超 | 1kg 800円 | ||
| 国際線（日本発） | ～15kg | 5,000円 | 6,500円 |
| 15kg超 | 1kg 1,500円 | ||
もし20kgの手荷物を預ける場合（成田～那覇便）、航空券予約時に支払う場合と当日チェックインカウンターで追加する場合では料金に大きな差があります。
- 航空券予約時：1,940円
- チェックインカウンター：7,600円
小林 弘征
そもそもLCC（格安航空会社）とは？従来の航空会社との違いは？
格安航空会社は “LCC”（Low Cost Carrier／ローコストキャリア）とも呼ばれ、コストを徹底的に抑えることで安い航空券を提供している航空会社のこと。
ジェットスターもLCCの一つです。
航空券はとても安いですが、その料金に含まれているサービスは必要最低限なものに絞られていて、自分が必要だと思うサービスは料金を払って追加していくシステムです。
LCCでは、ドリンク、機内食、ブランケット、座席指定、預け入れ手荷物、支払手数料などは全て有料になる会社が多いです。
ANAやJALなどの従来の航空会社（FSC（Full Service Carrier／フルサービスキャリア））とLCCを比較すると、一般的には以下のような違いがあります。（航空会社によっては一部該当しない内容もあります。）
| FSC | LCC | |
| 航空運賃 | 普通～高い | 激安～普通 |
| 機内食・ドリンク・おつまみ | 無料 | 有料 |
| アメニティ（枕・ブランケット・イヤフォンなど） | 無料 | 有料 |
| 機内エンターテインメント | あり | なし |
| 座席（幅・シートピッチ） | 普通 | 狭い |
| 座席指定 | 無料 | 有料 |
| 受託手荷物 | 無料 | 有料 |
| 支払手数料 | なし | あり |
| 空港ラウンジ | あり | なし |
| 搭乗ゲートから | ボーディングブリッジで直接機内へ | 地上に出てバスや徒歩で移動 |
| 路線 | いろいろ | 限定されている |
| 保有機種 | いろいろ | 限定されている |
従来の航空会社に乗り慣れていると、LCCはどうしてもサービス面で物足りなさを感じてしまう人がいると思います。
記事の読者
ただ、「とにかく航空券が安ければいい！」「余計なサービスはいらない！」と思っている人には、LCCは利用価値が高い存在です。
頻繁にセールも行われていて、驚くほどの激安価格で航空券を予約できることもあります。
僕も初めてジェットスターに乗った時、
小林 弘征
と感じました。
ジェットスター搭乗記！成田-那覇 GK303・GK318 座席・機内食は？【沖縄日帰り旅行】
LCCで予約する前にFSCとの合計金額の比較を忘れずに！
LCCの安い航空運賃を見てすぐに予約したくなりますが、予約する前にLCCとFSCでの合計金額の比較をしましょう！
小林 弘征
例えば、ある日の羽田・成田～那覇便の場合。
| ANA | ジェットスター | |
| 航空運賃（空港使用料など含む） | 9,410円 | 6,190円 |
| 座席指定 | 0円 | 700円 |
| 受託手荷物 | 0円 | 1,940円 |
| 支払手数料 | 0円 | 620円 |
| 合計 | 9,410円 | 9,450円 |
- 航空運賃：「Starter」運賃
- 座席指定：スタンダードシート
- 受託手荷物：航空券を予約する際に20kgのオプションを購入
- 支払手数料：クレジットカードで支払い
手荷物を預ける場合は（特に当日空港で受託手荷物を追加する場合は）、手数料が意外に高額になる可能性があります。
航空運賃だけで判断せずに、合計金額を比較してから予約するようにしましょう！
小林 弘征
まとめ
ジェットスターの機内持ち込み手荷物・受託手荷物のサイズ・重量・個数などをご紹介しました。
- 機内持ち込み手荷物は合計7kg以内！
- 受託手荷物は1個目から有料！
- 手荷物の追加料金は意外に高額！
- 航空券を予約する前にFSCとの合計金額の比較が重要！
規定オーバーで手荷物を機内に持ち込めなかったり、当日空港で追加料金を払ったりなどないように、手荷物のサイズ・重量・個数などを意識しておきましょう！
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