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埼玉県の秩父の山奥にあり、背筋が伸びるような凛とした空気が漂う三峯神社。
毎月1日には、浅田真央さんが持っていることで人気になった「白いお守り」が特別頒布されるので、とても賑わいます。
そこで今回は、三峯神社の白いお守り、ご利益、御朱印、アクセス、駐車場などについて調べてみました。
実際に参拝に行ったので、気になる混雑状況や渋滞の様子についてもレポートします。
※【お知らせ】2018年6月1日以降、白いお守りの頒布はしばらくの間休止となりました。ご注意ください!(頒布休止後の2018年11月1日に参拝しに行った時のレポートあり。)
三峯神社とは?その歴史は?
「三峯神社」は、雲取山、白岩山、妙法ヶ岳の3つの峰が連なることから「三峰」と呼ばれる場所にあり、伊弉諾尊 (いざなぎのみこと)、伊弉册尊 (いざなみのみこと)の2神が祀られています。
約1,900年前に、日本武尊(やまとたけるのみこと)によって創建されたと伝えられています。
第12代景行天皇が、国の平和のために東国に遣わした皇子日本武尊が、この地を通った際に美しい風景に感動して、伊弉諾尊と伊弉册尊の国造りを偲び、2神をお祀りしたと言われています。
また、修験道の祖・役小角が修業をした場所でもあり、弘法大師空海が観音像を安置したとも伝えられています。
秩父神社・宝登山神社とともに秩父三社の一社です。
修験道の霊場としても知られ、宮本武蔵がこの地で二刀流に開眼したという伝説も残っています。
三峯神社の見どころをご紹介!
拝殿
装飾が繊細で、色鮮やか。その美しさに圧倒されます。
御神木
拝殿のすぐ目の前にある2本の御神木は樹齢約800年。
御神木に直接触れてお祈りすると、御神木の強いパワーを頂けます。
龍神様
2012年の辰年、拝殿手前左側の石畳に突如「龍神様」が浮き上がってきたそうです。
赤い目で、全長が50cm程度。
そのままだとわかりづらいので、置かれている水桶の水を少しかけると、はっきりと龍の顔だとわかります。
龍神様を見ることができると、縁起がいいとされています。
えんむすびの木
2つの木(ヒノキともみの木)が一つに合わさっている御神木に、縁結びを祈願できます。
好きな人と結ばれるように、その人の名前を書いてお納めします。
お仮屋
三峯神社の神様の使い、狼を祀ったお宮です。
強い霊力を持つとされ、家々を守護して火防・盗賊除・諸難除の神と崇められています。
遥拝殿
三峰の山々を一望でき、正面に見える妙法ヶ岳山頂の奥宮を遥拝できます。
狼
三峯神社では、狛犬ではなく狼が見守ってくれています。
ご利益
三峯神社のご利益は、
・明確な願望実現
・仕事運アップ
・金運アップ
・災難・盗難除け
・家内安全
・夫婦円満
・心身浄化
などがあります。
三峯神社に流れている気はとても強く、「明確な夢や目標」を持っている人には強いパワーを与えてくれます。
特に、個人事業をしている方、経営者、自分の才能で勝負している方など、強い意志を持っている方が参拝するとぴったりです。
心身が弱っていたり、迷いがある方は、逆にこの強すぎる気にやられてしまうので、参拝は控えた方がいいと思います。
三峯神社は、強い意志を持ち、明確な夢や目標を持っている人を応援してくれる、強力で素敵なパワースポットです!
お守り
お守りをいくつかご紹介します。(全て非課税)
・氣守:1,000円
三峯神社の御神木を内符に入れてお守りにした「氣守」は、とても人気があります。
白い氣守(2,000円)は毎月1日にのみ特別頒布されますが、他の4色(赤・青・緑・ピンク)はいつでも頂くことができます。
・交通安全ステッカー:600円
三峯神社の神様の使いで、強い霊力を持つとされる狼が描かれたステッカーです。
・災難除守:500円
三峯神社の神様の使いの狼が描かれています。
御朱印
三峯神社では、3種類の御朱印を頂けます。
・「登拝 三峯神社」
※御朱印帳に直接記入する通常版と、絵柄入りの別紙(「あやめ」と「お犬様」の2種)があります。
御朱印代:通常版 300円、絵柄入り 500円 ※全て非課税
拝殿の左手の授与所で、御朱印を頂けます。
御朱印帳を預けて、後ほど受け取りに行く形です。
僕の場合(3月1日13時頃)、預けて10分程度で受け取ることができました。
三峯神社の白いお守り「氣守」とは?いつ頂けるの?
毎月1日のみ、白い「氣守」(2,000円(非課税))が特別頒布されます。
三峯神社の御神木を内符に入れてお守りにしたもので、さらに特別な祈祷がされています。
これを持っていると、三峯神社のパワーとご利益をいつでも頂けますよ!
浅田真央さんが持っていることで人気になり、この白い氣守を持っていることでご利益があった!という人が多くいるそうです。
▼氣守に同封されている文言です。
三峯神社は、奥秩父に鎮座し、境内は古木に囲まれ、霊気・神気に満ち溢れています。今日では、『気』を授かりに来山される参拝者も少なくありません。
この『気』を多くの皆様にお分けするべく、神木を納めたお守りを頒布致しておりましたが、この度特別に『白』い『氣守』を奉製致しました。
古くから『白』は太陽の光の色と言われ、神聖な色・純潔の色とされ『穢れ(けがれ)』を忌む祭儀に用いる装束にも使われております。
また、『白』は再生を意味する色でもあり、新しいスタートの色でもあります。
月初めの朔日(ついたち)にのみ、お祓い・祈念の上頒布致します『白』い『氣守』を身につけ、三峯山の霊気・神気により活力のある日々をお送りください。氣をいただき 氣を身につける
【整理券配布場所】
頒布当日、三峯神社の三ツ鳥居周辺で整理券が配布されます。
1人1体のみなのでご注意を!
もちろん、並び直してまた頂くということはできません!
【頒布場所】
拝殿の左手にある授与所で頂きます。(整理券をお忘れなく!)
【頒布時間】
10:00から17:00まで行われます。
当日が元日・GW・土日祝日など大混雑が予想される時は、頒布開始が早まる場合もあります。
2017年1月1日は、その前日の大晦日の23時から整理券の配布が行われ、頒布予定は1:00から19:00まででした。
詳しくは、三峯神社の公式サイトで事前にご確認をお願いします。
深夜から並び始める人も大勢いますが、毎回十分な数が準備されているそうなので、深夜から並ばなくても白い氣守を頂くことができます。
深夜・早朝から並び始めた人が白い氣守を頂くまでは、基本的に駐車場から車が出ることはありません。
ということは、頒布が始まり、深夜・早朝から並び始めた人が駐車場から車を出すまでは、駐車場に入れない車が増える一方で、渋滞の列は伸びていきます。
僕が行った日(3月1日)は平日でしたが、渋滞が2時間以上続きました。
土日祝日だともっとひどくなり、渋滞が7時間以上になることもあります。
時間に余裕をもって、三峯神社に向かいましょう!
ちなみに、3月1日は昼間は暖かかったのですが、15時くらいになると急に肌寒くなってきました。
三峯神社は山の上にあるので、特に朝晩は冷えることもあります。行く時期によって、念のために上着を持っていくと安心です。
実際に参拝に行ってきた!気になる混雑・渋滞は?
駐車場に到着するまで
▼今回は車で行きました。
▼道の駅 あらかわ。
三峯神社の手前で渋滞に巻き込まれることを想定して、三峯神社に向かう途中にある「道の駅 あらかわ」でトイレを済ませておきました。
もっと進んでいくと「道の駅 大滝温泉」(こちらの方が三峯神社に近い)があるので、こちらを利用してもいいと思います。
▼目の前に、三峯神社行きのバスが走っていました。
▼途中、秩父湖と二瀬ダムがあります。
これを過ぎると、急な山道に突入です。
▼9:37 ついに渋滞にはまりました!
三峯神社まで約3.4kmのところで車の長い列ができています。
▼車の列の横をたくさんの人が歩いていきます。
三峯神社行きのバスも同じくこの渋滞に巻き込まれているため、バスに乗っている人は途中でバスを降りて、歩いて三峯神社へ行くこともできます。
途中で降りても運賃は変わりませんが、渋滞がひどい時はそのままバスに乗っているよりも歩いた方が早く着きます。
もしバスで行って途中で降りて歩く予定でしたら、上り坂ということもあるので、スニーカーなどの歩きやすい靴で行きましょう!
▼三峯神社まで2.2kmほどのところに仮設トイレがあります。
▼三峯神社行きのバスが4台連なっています。
利用客が多いので、1台ではなく複数台での運行です。
▼まだまだ渋滞は続きます。
先ほどのトイレ以外にも、仮設トイレがあります。(この画面内の、車の列の先に見えるトイレのボックス。)
▼ついに、駐車場の入口が見えてきました!
▼11:50 駐車場に到着!
渋滞が2時間以上続きました。
山の上にあるので、空気が清々しいです。
▼三峯神社は三峰山にあります。
同じ「みつみね」でも漢字が違います。(「三峯」と「三峰」)
三峯神社へ
▼早速、三峯神社に向かいましょう!
▼坂を上ると、左側には大島屋があります。
おみやげ屋+食堂で、秩父名物のわらじカツ丼が食べられます。
西武鉄道のCMで吉高由里子さんがここでわらじカツ丼を食べています。
この先すぐ右前方に三峯神社の三ッ鳥居があります。
▼坂を上って右側には、三峰お犬茶屋 山麓亭があります。
ここも、おみやげ屋+食堂。参拝の後に寄ったのですが、名物いもでんがくは完売していて食べられませんでした。
▼秩父コーラなども販売しています。
▼三ッ鳥居。
ついに三峯神社に着きました!
明神鳥居を3つ組み合わせた珍しい鳥居です。
▼この三ッ鳥居の手前で白い氣守の整理券を配布しています。
整理券をもらえるのは、1人1枚、1回のみ。
整理券の再発行はしてもらえないのでご注意を!
▼三ッ鳥居をくぐり、境内に入ります。
きりっとした空気が漂っています。
僕はとても心地よくて、気持ちが穏やかになっていきました。
もちろん、明確な目標があって参拝しているので、三峯神社に受け入れて頂けたのかな。
▼旧交番。
▼旧交番の先を左に曲がると、随身門があります。
朱色が鮮やかで綺麗です。
▼随身門をくぐり、心地良い空気の中、奥へと進んでいきます。
▼拝殿への列ができていました。早速並びます。
▼階段を上り、青銅鳥居をくぐり、列は進みます。
この列は拝殿へと続いていますが、拝殿の先にある授与所へ直行するためにこの列に並ばずにどんどん先へと進む人も見受けられました。
この列に並んでいる人がその人達に向かって不満を言っている場面もありました。
神社の方が列の最後尾で列の整理や案内などをして頂けるとわかりやすいと思います。
▼手水舎。
装飾が豪華です。
この日は凍結のため水が出ていませんでした。
その代わりに、お祓い串が用意されているので、それを振ってお清めをします。
▼拝殿。
並び始めてからここまで45分程度でした。
▼拝殿の奥に本殿があります。
▼拝殿手前左側の石畳に「龍神様」を見ることができます。
赤い目が印象的です。
▼拝殿の左側に社務所・授与所があります。
白い氣守や御朱印はここで頂けます。
白い氣守は、ここに並んでから5分程度で頂けました。
▼通常の氣守は毎日ここで頂けます。
▼えんむすびの木。
授与所の左奥にある小教院の左側の細い道を進んでいくと、右側の斜面にあります。小さな鳥居が目印です。
▼お仮屋。
えんむすびの木の前を更に奥へ進んでいくとあります。
▼小教院。
モダンな喫茶店で、数量限定(20個)の特製コーヒーゼリーもあります。
気になる方はお早めに!
▼興雲閣。
三峯神社に併設している宿泊施設です。
館内にはおみやげコーナーと食堂があり、日帰り入浴(10:30-18:00/600円)も楽しめます。
白い氣守が頒布される日の前日にここに泊まると、頒布日が楽だと思います。
ただ、毎月末日の空室状況を確認してみると、全て満室になっています。
どうしても予約したい方は、こまめに確認してみてください。
▼三峯神社では、オリジナルのおみやげも販売されています。
▼僕は手作りの甘味噌を買いました。
きゅうりやこんにゃくなどにつけて食べるとおいしいですよ。
▼御神木。
拝殿前の階段の両側にあります。
しめ縄が目印です。
▼御神木に額や両手を直接当てると、御神木の強いパワーを頂けます。
白い氣守を御神木に当てている人も多くいました。
▼神楽殿。
ここでは神楽が行われます。
▼国常立神社(くにとこたちじんじゃ)。
国土形成の神である国常立尊(くにとこたちのみこと)が祀られています。
▼摂末社。
計23社あります。
▼日本武尊銅像(やまとたけるのみことどうぞう)。
日本武尊が三峯神社を創建したと言われています。
▼遥拝殿。
見晴らしが良くて、正面には妙法ヶ岳山頂の奥宮を遥拝できます。
霧がかかっていると幻想的です。
▼参拝を終えました。
ありがとうございます!
参拝後
▼三ッ鳥居の手前にある大島屋で遅めの昼食です。
15:30頃でしたが、多くの人がいました。
※オーダーストップ 16:00、閉店 16:30。売り切れ次第終了です。
テーブルには急須(ミニやかん)とポットが置いてあるので、自由にお茶を飲めます。
▼魅力的なメニュー。
山菜そば、みそおでんなども気になりますが、今回は名物わらじカツ丼を注文しました。
▼待っている間に、店頭で買ったもろこしまんじゅう(税込150円)を食べます。
とうもろこしの粉が生地に練り込まれています。
▼わらじカツ丼が来ました。
わらじのように大きいカツが2枚のっていて、丼からはみ出しています。
甘辛い味付けで、うまかったです!
それから、添えられている漬物もうまかった!
▼腹も満たしたので、帰ります。
駐車場には、帰りのバスが待っていました。
この日の西武秩父駅行きの最終便は16:30発でした。
乗り遅れないようにご注意を!(時刻が変更されることもあるので、西武観光バスの公式サイトで予めご確認をお願いします。)
▼車で帰る際、秩父湖と二瀬ダム付近で多少の渋滞はありましたが、行きと比べると大したことはなかったです。(20-30分程度)
【注意】2018年6月1日以降、白いお守りの頒布はしばらく休止です!
2018年5月15日に三峯神社がこのように発表しました。
白いお守りは大変人気があり、頒布日の毎月1日は三峯神社へと続く道はひどい渋滞になります。
僕が白いお守りを頂きに行った日も、平日にも関わらず長い渋滞が続きました。
今年の4月1日には最長25kmの渋滞になり、近隣の住人や物流面などに影響が出たそうです。
また、その翌月の5月1日は、予定していた頒布を5月11日に変更することになりました。
確かに、三峯神社への道は一本の細い山道。
そこが渋滞してしまうと、特に周辺で生活している人にとっては支障をきたすレベル。
この頒布休止は、渋滞の確実な解決策が整うまでは続くとのことです。
道路の整備、駐車場の拡大、頒布方法の変更などが考えられます。
ちなみに、 2018年5月15日現在、毎月朔日・晦日に三峯神社興雲閣への宿泊予約(2018年5月31日から2020年12月31日までの間)が確定している方には、白いお守りが頒布されます。
白いお守りが頒布休止になってから毎月1日は混雑するの?2018年11月1日に行ってみた!
白いお守りの頒布がしばらく休止になるという情報を知り、僕は「頒布休止になってから毎月1日はどれくらい混雑しているのかな?」とふと思いました。
前回三峯神社に参拝してから1年以上経っていて、また参拝したいと思っていたというのもあるので、現在の状況を確認しに2018年11月1日に行ってきました。
三峯神社の白いお守りが頒布休止になって混雑は?1日と1日以外に行ってみた!
アクセス
電車・バスの場合
西武鉄道「西武秩父駅」下車 →(西武観光バス・約75分)→ 三峯神社
※白い氣守が頒布される毎月1日は三峯神社の駐車場待ちの渋滞がひどく、予定時間よりも数時間長く掛かることが予想されます。
車の場合
【東京方面から】
関越自動車道 花園IC下車 → 国道140号線 → 皆野寄居バイパス → 三峯神社(花園ICから約120分)
【山梨方面から】
中央自動車道 甲府昭和IC下車 → 国道140号線 → 雁坂トンネル有料道路 → 三峯神社(甲府昭和ICから約150分)
駐車場
三峯神社には有料駐車場があります。
三峰駐車場(第一・第二)
住所:埼玉県秩父市三峰298-1
営業時間:8:00-18:00
料金:税込520円
収容台数:282台(第一駐車場 240台、第二駐車場 42台)
拝観時間・拝観料
【拝観時間】7:00-17:00
ちなみに、2017年の三が日は以下の通りでした。
2016年12月31日:7:00-
2017年1月1日:-17:00
2017年1月2日-3日:-17:00
【拝観料】無料
まとめ
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由緒正しい神社で、修験道の霊場でもあったように、強力なパワーがあるとされる神社です。
弱っている時は避けた方が良いと言われるくらいのパワーがあるので、強い願いや目標を持っている方はぜひ参拝してみましょう!
渋滞がひどいので、ご注意を!
三峯神社
住所:埼玉県秩父市三峰298-1
電話:0494-55-0241
公式サイト:三峯神社
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