*当サイトでは記事内に広告を含みます。
羽田空港の近くに「羽田神社」があるのを知っていますか?
パイロットやキャビンアテンダントなど航空業界に携わっている方、航空業界への就職を希望している方、航空関係の学校の受験を控えている方などが、航空安全祈願や合格祈願などのために訪れることで有名な神社です。
また、毎年7月に行われる夏季例大祭「羽田まつり」には3万人以上が訪れて、とても賑わいます。
そこで今回は、羽田神社の見どころ、ご利益、御朱印、お守り、アクセスなどについて調べてみました。
また、元日に初詣で東京モノレール天空橋駅から羽田神社まで歩いていったので、その道順もご紹介します。
令和初日にお参りにも行きましたよ!
羽田神社とは?その歴史は?
神社の歴史は今から800年以上前の鎌倉時代、羽田浦の水軍で領主だった行方与次郎が、牛頭天王を祀ったことが始まりとされています。
将軍時代には、徳川家からも深く信仰されていました。
このような経緯から、現在でも羽田神社を「てんのうさん」と呼ぶ人がいるそうです。
また、「八雲神社」と呼ばれた時期もありましたが、1907年(明治40年)に「羽田神社」という名前になりました。
1988年(昭和63年)に新社殿が作られました。
2006年(平成18年)には塗り替え工事が完了して、立派な社殿の姿を見ることができます。
羽田神社に祀られているのは、「須佐之男命」と「稲田姫命」の二柱でご夫婦です。
羽田神社の見どころをご紹介!
本殿
「須佐之男命」と「稲田姫命」のご夫婦が祀られています。
羽田富士
羽田神社がある東京都大田区の文化財に指定されている富士塚があります。
明治初年に、富士山に憧れた人達によって富士山を真似て作られました。
八雲神社之碑(疱瘡神)
羽田神社の境内に「疱瘡除祈願御札の碑」があります。
この碑は、1841年(天保12年)に徳川家定が疱瘡(天然痘)の治癒を祈願するために訪れた事績を讃えて建てられたものです。
現在はワクチンがありますが、当時疱瘡(天然痘)は多くの人達が命を落とす病気でした。
参拝した人達がその後病気が治ったと評判になり、病気を治してくれる神として祀られるようになりました。
ご利益
航空安全、運航安全
羽田神社は羽田全域における氏神様なので、羽田空港も含まれています。
羽田神社は航空安全祈祷に特化した神社のため、航空安全祈願のために多くの航空会社や航空関係者(パイロット、キャビンアテンダント、グランドスタッフ、整備士、航空管制官など)が参拝しに訪れます。
また、航空安全祈願ができるので、旅好きな方やこれから旅行をする方なども旅の安全を祈って参拝に訪れます。
僕も旅と飛行機が大好きで、ずっと気になっていた羽田神社に初詣に行きました。
必勝祈願、航空業界への就職・転職・合格祈願
航空安全にご利益があり、航空業界で働いている人が多く参拝することから、これから航空業界へ就職したい・転職したいと思っている方、航空関係の学校の受験を控えている方などが、就職祈願や合格祈願のために訪れます。
病気平癒
参拝したことで病気が治ったと信じられていることから、病気平癒のご利益があるとされています。
縁結び
「須佐之男命」と「稲田姫命」のご夫婦の神様が祀られていることから、縁結びや安産祈願などにご利益があるとされています。
お守り
羽田神社では種類豊富なお守りを頂くことができます。
ユニークなものを含めいくつかご紹介します。(全て非課税)
・航空安全守旅行安全守:500円
飛行機の形をしたストラップ式のお守りです。赤と青があり、JALとANAをイメージ!?
・航空安全御守:700円
こちらはスタンダードなお守りです。赤と青の2種類があります。
・かえる御守:700円
お守りに小さいかえるが付いていて、交通安全や身体健全にご利益があります。青とピンクから選べます。
・むすび守:700円
お守りの表に「結」の字が縫ってあるお守りで、文字通り縁結びにご利益があります。
御朱印
羽田神社では、2種類の御朱印を頂けます。
・「羽田総鎮守 羽田神社」
・「羽田富士塚」
御朱印は社務所で頂けます。
御朱印代:それぞれ500円(非課税)
▼「羽田総鎮守 羽田神社」の御朱印には飛行機の印が押され、「羽田富士塚」の御朱印は羽田富士塚の印(日付のみ毛筆)です。
御朱印を頂くと、参拝の記念として、飛行機のしおり(羽田神社)と富士山のしおり(羽田富士塚)も頂けます。
▼僕は元日に行ったので、社務所での受付ではなく、社務所前に建てられた御朱印受付用プレハブで、御朱印の受付や受け取りなど全て行いました。
御朱印は、14時半頃にお願いして、10分程度待って頂けました。
▼羽田神社の御朱印帳(1,000円)と御朱印袋(2,000円)も頒布されています。(全て税込)
御朱印帳と御朱印袋は同じデザイン。
飛行機が描かれていて、羽田神社らしさ全開で素敵です!
御朱印帳は1種類(空色のみ)、御朱印袋は3種類(空色、紺色、白色)あります。
限定の御朱印帳が頒布されることもあります。
気になる方は羽田神社の公式サイトでご確認を!
View this post on Instagram
▼僕は御朱印袋を持っていなかったので、飛行機ということで空色の御朱印袋を頂きました。
この御朱印袋は西陣織でしっかりした作りで、手触りも気持ちいいですよ!
アクセス
電車の場合
・京浜急行電鉄「大鳥居駅」下車 → 徒歩約10分
・東京モノレール「天空橋駅」下車 → 徒歩約22分
車の場合
首都高速1号線羽田線 羽田IC下車 → 国道131号線 → 羽田神社
駐車場
羽田神社には無料駐車場があります。
羽田神社駐車場
住所:東京都大田区本羽田3-9-12
営業時間:9:00-17:00
料金:無料(参拝の場合に限る)
収容台数:15台
また、羽田神社の周辺にも駐車場があります。(全て税込)
・羽田2丁目東都パーク
住所:東京都大田区羽田2
営業時間:24時間
料金:
8:00-22:00 20分100円
22:00-8:00 60分100円
※最大料金:昼間1,200円、夜間300円
収容台数:3台
・三井のリパーク 羽田2丁目
住所:東京都大田区羽田2-2
時間:24時間
料金:
8:00-20:00 30分200円
20:00-8:00 60分100円
※最大料金:20:00-8:00 400円、入庫後24時間まで1,200円
収容台数:9台
羽田神社に初詣に行ってきた!東京モノレール天空橋駅からの行き方をご紹介!
この日は東京モノレールの一日乗車券を持っていたため、東京モノレールの駅から直接羽田神社に行くことを優先してこのルートを選択しました。天空橋駅から羽田神社までかなり歩くので、徒歩の時間を極力短くしたい方は、京浜急行電鉄「大鳥居駅」から向かうことをおすすめします。(散歩も楽しみたい方には、天空橋駅から行くのもおすすめですよ!)
天空橋駅から羽田神社まで
羽田神社へ歩いていく場合、最寄駅の京浜急行電鉄の大鳥居駅から向かうと、通りをまっすぐ進むだけで着くので一番わかりやすいと思います。(徒歩約10分)
しかし、僕はこの元日、羽田空港で初日の出を見た後、東京モノレールの一日乗車券を利用して、都内のあちこちの神社に初詣に行きました。
この一日乗車券があるので、羽田神社へ行く時も、大鳥居駅からではなく東京モノレールの天空橋駅から歩いて行ってみました。
多少歩きますが(22分程度)、この日は天気もよかったので、散歩を楽しみながらのんびりと向かいました。
▼東京モノレールで天空橋駅へ。
元日なので、ビジネスマンなども全然いなくて、車内は空いています。
▼天空橋駅に到着。
▼駅を出ると、目の前には羽田空港が見えます。
▼駅を出て、通りに沿って左へ進みます。
▼大通りの向こう側へ渡りたいのですが、横断歩道も歩行者用の信号も近くにありません。
矢印の方向に進んでいいとのことなので(すぐ近くにある交番にいた警察官に確認済み)、車に気を付けながら通りを渡りましょう!
▼天空橋駅から5分ほど歩いていると、突然目の前に大きな鳥居が見えてきます。
近くに社殿があるわけでもなく、「平和」と掲げられた鳥居だけが立っています。
この鳥居の前には、サイクリングを楽しんでいる人が集まっています。
鳥居の前にある石碑にはこのように書かれています。
この大鳥居は、穴守稲荷神社がまだ羽田穴守町にあった昭和初期に、その参道に寄付により建立されたと伝えられています。
その後、終戦とともに進駐した米軍により、羽田穴守町、羽田鈴木町、羽田江戸見町の地域一帯に居住していた人々は強制退去され、建物は全て取り壊されました。
しかしながら、この大鳥居だけは取り壊しを免れて羽田の地に残され、往時を物語る唯一の建造物となりました。
▼羽田の歴史とこの鳥居についての説明が書かれているボードも設置されています。
このような歴史があったんですね…。
この歴史があったからこそ、今こうやって羽田空港を利用できることを感謝しないといけないですね!
▼鳥居のすぐ目の前に見える弁天橋を渡り、そのまままっすぐ進みます。
▼弁天橋の交差点を過ぎて1つ目の信号を左へ。
▼まっすぐ進むとここに出るので、ここを右へ。
▼進んでいくと、道が二股に分かれているので、これを右へ進みます。
▼しばらく直進していくと、首都高の下を通過します。
▼直進してこの産業道路の下を通過したらすぐ右へ。
▼通りの左側に羽田神社が見えてきます。
羽田神社で初詣
▼鳥居をくぐると、正面に立派な本殿があります。
▼本殿の左側に社務所があります。
▼焚き火の周りに人が集まっています。暖かい!
▼境内の末社。
令和初日にお参りに行きました!
平成が終わり、令和の時代になりました。
そのご挨拶のため、令和の初日である2019年5月1日(水・祝)に羽田神社にお参りに行ってきました。
▼羽田神社に到着。
▼境内はのんびりしています。
▼「羽田総鎮守 羽田神社」と「羽田富士塚」の御朱印を頂きました。
拝観時間・拝観料
【拝観時間】24時間 ※社務所受付時間は9:00-17:00
【拝観料】無料
まとめ
航空安全、病気平癒、縁結びなどの神様として知られている羽田神社。
御朱印帳、御朱印袋、お守りなど飛行機がモチーフになっているものが多いので、羽田神社らしさが溢れています。
航空安全などを祈願しに訪れてみてはいかがですか?
羽田神社
住所:東京都大田区本羽田3-9-12
電話:03-3741-0023
公式サイト:羽田神社
関連記事