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優雅で贅沢なホテルを展開している星野リゾートが、旅のテンションを上げてくれるホテル「星野リゾート OMO5 東京大塚」を作り上げました。
僕も早速泊まりに行って、まるで秘密基地のような遊び心たっぷりのホテルを満喫してきました!
記事の読者
- OMO5 東京大塚の部屋・アメニティ・館内施設・朝食・アクセスなどはどんな感じ?
- OMO5 東京大塚の宿泊記を読みたい!
この記事では、
- OMO5 東京大塚の部屋・アメニティ・外観・ロビー・館内施設
- OMO5 東京大塚の朝食
- OMO5 東京大塚へのアクセス
など、僕の宿泊記をご紹介します。
小林 弘征
星野リゾートOMO5東京大塚とは?
ビジネスホテル並みの料金で泊まれる、OMO5東京大塚。
星野リゾートとしてはかなりお手頃価格のホテルです。
「都心にあるホテルだからビジネスホテル?」と思う方が多いかもしれませんが、「旅のテンションをあげるホテル」というのがコンセプト。
ターゲットは、仕事や出張などで泊まる人ではなく、旅行客。
無機質なビジネスホテルのような雰囲気はなく、カジュアルで、温かみがあり、おしゃれで、地元密着型で、旅心をくすぐってくれるホテルです。
ちなみに、「OMO」(おも)という名前には、「おもいがけない」「おもてなし」「おもわず」「おもしろい」という意味が込められているそうです。
そして、「OMO5」は「おもふぁいぶ」と読みます。
アクセス
最寄駅は、JR山手線大塚駅と都営荒川線大塚駅前駅で、どちらからも徒歩約1分です。
新宿や渋谷などではなく大塚という地にこのホテルを建てたのはおもしろいですよね。
そこに、星野リゾートのこだわりを感じます。
▼JR大塚駅の北口から向かいます。
▼駅を出てすぐ目の前に見える「OMO5」と書かれた建物がこのホテルです。
大塚駅前には、コンビニ、スタバ、ロイヤルホスト、いきなりステーキ、ラーメン屋、スーパーなどいろいろあるので、食事や買い物をする場所に困りません。
外観
▼ホテルの前に到着。
この建物の1階にはカフェ「eight days cafe」、2階にはサラダバーで有名な「シズラー」が入っています。
▼1階にあるホテル入口からエレベーターに乗り、フロントのある4階に向かいます。
ご近所マップ
▼4階に到着。
エレベーターを降りると、大きな地図が目に入ってきます。
▼この地図には、地元密着型のホテルらしく、大塚の街にあるおすすめスポットがたくさん書かれています。
観光名所、老舗の和菓子屋、おしゃれなバー、うまいラーメン屋、近所のバッティングセンターなど。
初めて大塚に来た方、大塚という街を散策したい方などにはありがたい情報源です。
また、大塚の街を案内役「OMOレンジャー」と一緒に行くガイドツアーもあり(有料のツアーもあります)、空きがあれば当日の申し込みも可能です。
詳しくはフロントまで。
ツアー参加者と意気投合して旅友になる可能性も!?
▼地図はかなり大きいので、ソファに座ってゆっくりと情報収集をしましょう。
エレベーターの奥にはトイレもあります。
ショップ
▼ご近所マップを通り過ぎると、右側の棚にはたくさんの商品が並んでいます。
ここがショップです。
▼ホテルが厳選した商品、地元のお菓子、旅に役立つグッズなどいろいろあります。
▼OMOオリジナルグッズもあります。
ロゴが刺繍されたハンカチ、ガチャガチャに入ったマスキングテープなど、お土産にどうですか?
ロビー・フロント
▼ショップの先にフロントがあります。(「OMO5」と書かれた壁のカウンター)
▼おしゃれで開放的なソファスペースが広がっています。
▼カウンターもあるので、フロントの横にあるカフェでコーヒーを買って、飲みながら読書なんてこともできます。
▼夕方になるとこんな感じ。
昼間とは違う印象に。
▼フロントにある自動チェックイン機を利用してチェックインをします。
ホテルを予約した際に送られてくるQRコードを準備しておくと、チェックインが簡単です。
チェックインが完了すると、機械からルームキーと朝食券(朝食付きのプランのみ)が出てきます。
チェックアウトをする際にはルームキーをこの機械に入れる(返却する)必要があるので、部屋に置き忘れないようにしましょう!
カフェ
▼フロントの横には、おしゃれなカフェもあります。
営業時間は7:00から24:00まで。
朝食はもちろん、スイーツを楽しみながらちょっと休憩したり、おいしいおつまみと一緒に酒を飲んだりなどできます。
▼昼間はかなり空いているので、穴場のカフェです。
客室
チェックインも済んだので、部屋に向かいましょう!
▼フロント横のエレベーター乗り場の前には、Tシャツとパンツが置かれています。
部屋には部屋着が用意されていないので、必要な方はここから借りていきます。(上下1セット税込200円)
▼歯ブラシ、子供用歯ブラシ、カミソリも置かれています。
これらは無料なので、自由に持っていくことができます。
▼客室階に到着。
5階には自動販売機などもあります。(後ほど詳しくご紹介します。)
▼部屋に入ります。
僕が今回泊まったのは「YAGURA Room」。
櫓(やぐら)(木材を使用して積み上げた構造物)がコンセプトの部屋で、カジュアルで個性的でおもしろい!
ホテルの部屋というよりも、自分の家・友達の部屋に来たような感覚です。
檜がふんだんに使われていて、香りがいい!
▼入口で靴を脱いでから入ります。
ここからリラックスタイムのスタート!
▼壁面が収納機能も持っていて、バスタオル、フェイスタオル、ドライヤー、コップなどが置かれています。
靴べらはありません。
消臭スプレーはフロントで借りられます。
部屋によって室内のテーマカラーが異なり、全部で4種類あります。
僕が泊まった部屋は落ち着いた朱色で、紅葉の秋を表現。(秋大好き!)
その他には、グリーン(若葉の春)、ブルー(海の夏)、グレー(雪雲の冬)があります。
▼洗面台にはハンドソープ兼フェイスソープがあります。
部屋の奥は2層構造になっていて、下段はソファスペースになっています。
ソファのすぐ横には加湿空気清浄器もあります。
▼足元はたたみで、和がうまく取り入れられていて、心地良くて落ち着きます。
▼ソファはかなり大きく、足を伸ばしてくつろげます。
わいわい騒いだり、ゆっくり語り合ったり、のんびりテレビを見たり。
大きさが148cm×200cmあるので、ベッドとしても利用できます。
▼壁には、テレビ、リモコン、時計、ティッシュ、ペン、メモ帳、館内の案内など。
部屋とロビーではWi-Fiを無料で利用できます。
このホテルの部屋には、机と椅子がありません。
無くても問題はないのですが、個人的には、ちょっとした机や台があるといろいろ便利だなと思いました。
何か書き物をしたい時などは不便かも。
バッグやスマホなどを置く台として、ベッドスペースへと続く階段を使いました。
▼窓から大塚の街が見えます。
▼路面電車がホテルのすぐ前を通ります。
▼窓には、白と黒の2種類のロールスクリーンが付いています。
▼ベッドスペースへと続く階段の下も収納スペースになっていて、有効活用されています。
セーフティボックス、電気ケトル、グラス、冷蔵庫など。
エキストラベッド用布団一式も入っています。
インスタントコーヒーやお茶などは用意されていません。
▼冷蔵庫には外で買ってきたものを入れて冷やしておけます。
▼階段を上がると、櫓寝台。
ソファの上段部分がベッドスペースになっています。
▼ベッドが2つ。
このスペースにも外からの光が射し込みます。
ロフトのように部屋の上にある空間は暑くなりやすいですが、(冷房に設定すると)冷房の風がしっかりこのベッドスペースにも届き、快適です。
秘密基地のような、屋根裏部屋のような、この空間。
ワクワクします!
▼トイレ。
バス・トイレが分かれています。
広くはないですが、落ち着いた空間。
▼バスルーム。
壁が市松模様で、和でもありポップ。
▼浴槽は大きくて深さもあり、窮屈感はありません。
洗い場があって嬉しいのですが、風呂の椅子が無いので不便です。
▼シャワーヘッドは水流(水圧)を調整できるタイプで、手元のスイッチでお湯が出るのを止めることができて便利。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープが備え付けてあります。
▼部屋の温度、冷房、暖房、ドライなど、このパネルで自由に設定できます。
室温がわかるのもいいですね。
▼部屋には脱衣所がありません。
友達同士で泊まる時などは、洗面台のすぐ横にあるロールスクリーンを下げると簡易的な脱衣所スペースになります。
▼この部屋に泊まる時の注意点を一つ。
ソファスペースとベッドスペースは天井部分がかなり低くなっているので、特に背の高い方は天井や梁の部分に頭をぶつけやすいです!
僕も何度ぶつけたことか…。
本当に気を付けて!
その他館内施設・設備
▼5階には自動販売機があります。
スキンケアセット、入浴剤、スリッパ、洗剤などを購入できます。
OMOオリジナルグッズもあります。
▼飲み物の自動販売機もあり、価格は街中のものと同じです。
アルコールは4階のショップで販売しています。
▼製氷機、アイロン、電子レンジ、コインランドリーもあります。
近所を散策
外はまだ明るいので、ホテルの近くを散策してきました。
▼ホテルのすぐ横を路面電車が走り、昭和の雰囲気も残っています。
▼大塚の街を散策しようとも思ったのですが、買い物も兼ねて、巣鴨のとげぬき地蔵がある商店街まで行ってきました。
調べてみると意外に近くて、ホテルから歩いて10分くらいで到着。
18:00くらいだったので、あまり人は多くなく、すでに閉店しているところもありました。
商店街を散歩して、巣鴨名物の塩大福発祥の店「元祖塩大福みずの」で、塩大福、みたらし団子、赤飯を買いました。
▼大塚に戻ってくると、ホテルの前にある飲み屋街にも明かりが灯り、活気づいていました。
▼このホテルの門限は深夜0時。
もしホテルに戻ってくるのが深夜0時以降になる場合は、必ずルームキーを持っていくのをお忘れなく!
ホテル1階の入口にカードキーをかざすと中に入ることができます。
▼外で夕ご飯を食べましたが、部屋に戻ってきて、先ほど買った赤飯をつまみに軽く一人飲み。
赤飯うまい!
朝食
▼OMO5東京大塚の朝食と言えば、「ヴォロヴァン」。
「ヴォロヴァン」(Vol-au-vent)はフランスの家庭料理で、丸いパイ生地の中に具を詰めたものです。
具は、ビーフシチュー・ホワイトシチュー(魚介のフリカッセ)・サラダ・フルーツの4種類があり、僕はビーフシチューにしました。
ビーフがごろごろ入っていて、おいしかったです!
ホテルを予約する際に朝食付きにすると、ヴォロヴァンのセット(ヴォロヴァン+サラダまたはスープ+ドリンク)を楽しめます。
このセットを普通に注文すると1,200円(税込)。
ちょっと高いかな。
▼ヴォロヴァンのセットは女性にはちょうどいい量かもしれませんが、僕のように「朝からガッツリ食べたい!」という人には物足りないと思います。
パン、キッシュ、アップルパイなども売っているので、もうちょっと食べたい場合は追加で注文しましょう!
また、カフェスペースにある席数はそこまで多くなく、少し狭いのでは?と感じました。
ホテル宿泊者が朝食を食べに同じ時間帯に集中してしまうと、すぐに満席になってしまう可能性があります。
僕が行った時間(9:30頃)も、少し経つと満席になりました。
隣同士のテーブルも近く、みんな小さめの声でひそひそと話している印象でした。
星野リゾートOMO5東京大塚に宿泊した感想
実際に泊まってみて感じたことを正直に書いていきます。
【よかったところ】
・星野リゾートの都内のホテルにお手頃価格で気軽に泊まれる。
・「旅のテンションをあげるホテル」というコンセプトがいい。
・客室が斬新、遊び心たっぷり、おもしろい、快適。
・木がふんだんに使われていて心地よい。
・いい意味でホテルらしくなくて、まるで自分の家や友達の部屋にいるかのようにリラックスできる。
・部屋の温度などを自由に設定できる。
・浴槽が大きくて深い。
・最寄駅から近い。
・ホテル周辺に店が多くて、食事や買い物に困らない。
【気になったところ】
・天井と梁の部分に頭をぶつけやすい。
・部屋に机と椅子がない。
・洗い場があるのに風呂の椅子がない。
・ヴォロヴァンのセットの量が物足りない。
・カフェスペースの席数が多くなくて狭い。
あくまで個人的な感想なので、参考程度に読んで頂ければと思います。
総合的には、快適で、個性的でおもしろくて、魅力たっぷりのホテルです。
機会があればまた泊まりたいホテルなので、おすすめです!
まとめ
「旅のテンションをあげるホテル」、OMO5東京大塚。
遊び心たっぷりで、おすすめのホテルです。
あの星野リゾートのホテルに気軽に泊まれるので、東京に旅行などで来る予定がある方は一度泊まってみてはいかがですか?
もちろん、出張で泊まっても楽しいと思いますよ。