毎年開催されている、旅のイベント「ツーリズムEXPOジャパン」(旅博・旅行博)。
世界中の観光局、航空会社、旅行会社、ホテルなどの各ブースを回って、航空会社の最新シートを体験できたり、各国のパフォーマンスを楽しめたり、現地グルメを食べることができたり、まるで旅行をしているかのような気分になれます。
僕も毎年楽しみにしていて、2019年も楽しんできましたよ!
そこで今回は、「ツーリズムEXPOジャパン2019」の開場前の様子、会場内レポート、戦利品などをお伝えします。
「ツーリズムEXPOジャパン」(旅博・旅行博)とは?
「ツーリズムEXPOジャパン」(Tourism EXPO Japan)とは、世界最大級の旅のイベント。
今まで「JATA世界旅行博」「JATA旅博」「旅フェア」といった名前で行われてきた旅行・観光イベントが、名称変更や統合などを経て、2014年から「ツーリズムEXPOジャパン」として毎年開催されています。
世界100ヵ国以上の国・地域の観光局、航空会社、空港、旅行会社など、旅行・観光に関連する企業や団体が出展して、国や地域の魅力、現地の最新情報、航空会社の最新サービスなどを紹介する、旅好きにはたまらないイベントです。
会場では、以下のような楽しみもあります。
※その年によって内容が異なる場合もあります。
- オリジナルグッズをもらえる。(ポストカード、クリアファイルなど)
- 各ブースで行われるクイズ大会で正解数が多い人には、往復航空券や非売品のモデルプレーンなどの賞品がもらえる。
- 試飲・試食がある。(コーヒー、ワイン、クッキー、料理など)
- ステージや各ブースに有名人が来ることも。
会場は東京から大阪へ
今まで「ツーリズムEXPOジャパン」(旅博・旅行博)は東京(東京ビッグサイト)で開催されてきましたが、今回(2019年)は大阪で開催されました。
2019年以降の開催場所は以下の予定です。
- 2019年:大阪(10月24日(木)‐ 27日(日) インテックス大阪)
- 2020年:沖縄(10月29日(木)- 11月1日(日) 沖縄コンベンションセンター)
- 2021年以降:東京
2020年の東京オリンピックに伴い、東京ビッグサイトはプレスセンターとして使用されます。その改修工事のため、2019年・2020年は東京ビッグサイトが利用できません。
場所が変わっても、僕は「ツーリズムEXPOジャパン」に行きますよ!
ツーリズムEXPOジャパンの基本情報と混雑回避のコツは別の記事でご紹介しています。
ツーリズムEXPOジャパン(旅博)2022の混雑回避と100%楽しむための9個のコツ
開場前の様子
2019年もツーリズムEXPOジャパンに行ってきました。
まずは、開場前の様子からお伝えします。
▼7:55頃 大阪メトロ中央線 コスモスクエア駅。
インテックス大阪に行くのは初めて。
▼8:10頃 インテックス大阪に到着。
▼東京ビッグサイトのように建物の中で待つんだろうと思っていたのですが、建物自体がまだ開いていません。
▼出展者(業界関係者)だと思われる方々も中に入ることができないようで、多くの人が外で待っています。
▼9:00頃 建物入口の前まで移動。
てっきり建物の中で待てると思っていたので、列に並ぶ前に館内のトイレに行こうと思っていました。
一人だと列を離れにくいので、しばらく我慢します…。
▼9:45頃 開場。
お目当ての各館に向かいます。
途中には御神輿の展示もあります。
▼インテックス大阪は、各館が全て一つの大きな建物内に入っているわけではないんですね!
屋外部分もあります。
▼走っている人、歩いている人など、いろいろ。
逆方向から来る人も多いな。なぜだ!?
▼最初にANAのブースを見たいので、6号館Bの前に来ました。
6号館Bの入口のすぐ近くには東ゲートがあり(僕が入ってきたのは西ゲート)、このゲートから入ることもできたようです。
こちらに並んでいたら、6号館Bはすぐでしたね!
そして、10:00に入場開始。
会場内をレポート
会場内には以下の出展エリアがあり、観光局、航空会社、旅行会社、ホテルなどがそれぞれブースを設けています。
世界各国の最新情報、観光スポット、イベント、パフォーマンス、グルメ、おみやげなど、旅の魅力に触れることができます。
- 日本
- アジア
- 中央アジア
- 大洋州
- 中東
- ヨーロッパ
- アフリカ
- 北米
- 中南米・カリブ
- 旅行会社
- OTA/ICT
- ホテル・旅館・宿泊施設
- 運輸・航空
- クルーズ
- 旅行関連
- 語学・留学 など
また、会場内には、世界の食べ物・飲み物を楽しめるフードブースなどもあります。
それでは、各ブースの一部をご紹介します。
航空会社・空港関連ブース
▼まずは、ANAのブースへ直行します。
ホノルル便のA380 “FLYING HONU”が大きく描かれています。
▼その裏には、”FLYING HONU”のモデルプレーンが並んでいます。
“FLYING HONU”に乗ってみたい!
▼A380のカウチシート「ANA COUCHii」も体験できます。
レッグレストを上げて、ベッドのようにして横になることもできます。
一度利用してみたいけど、背が高い人や体が大きい人には狭そう。
▼空港での搭乗、機内、ハワイ現地など、ハワイ旅行のゲームもあります。
参加者にはポーチのプレゼント。
▼ANAセールスのブースには、ハワイや沖縄をイメージした撮影コーナーがあります。
参加者には、ANAの機内誌「翼の王国」をイメージしたノート「翼の手帖」がもらえます。
▼続いては、JALのブース。
▼国際線のエコノミークラスのシートを体験できます。
▼2019年にJAL PAKブランドが55周年を迎えたので、ストップウォッチで「5.5」を狙うゲームコーナーがあります。
「5.5」を出すと、B787のキーリングがもらえます。
▼ワンワールドのブースでは、ビリビリ棒を動かして、コースの縁と奥の赤い壁部分に当たらずにゴールすればオリジナルグッズをもらえます。
僕はゴールできず、参加賞のクリアファイル。
この写真を撮っていたら、「今誰もいないので、ゲームやってみませんか?」と声を掛けられて、やってみました。
ルールをよく理解していなくて(コースの縁に当たりさえしなければいいんだねと思い込んでいて)、ビリビリ棒が奥の赤い壁部分に接して、途中で終了。
説明をきちんと読んでおけばよかった…。
▼成田空港のブース。
ブース内に書かれているヒントを頼りにクイズに答えると、マスキングテープをもらえます。
▼羽田空港などのブース。
「まほうのドア」の中に入ると、羽田空港から就航している場所の風景などを楽しめます。
▼関西3空港のブース。
伊丹空港、関西空港、神戸空港を体験できるVR(バーチャルリアリティ)コーナーもあります。
▼空港オリジナルグッズなどを買うことができます。
▼エア・カナダのブース。
こちらもVRコーナーがあり、ビジネスクラスの世界を体験できます。
▼ターキッシュ エアラインズのブース。
サッカー選手の長友も(パネルで)お出迎え。
▼フィンエアーのブース。
モデルプレーンを持って、記念撮影ができます。
▼機内で使用されている、マリメッコとコラボした食器なども展示されています。
▼シンガポール航空。
シンガポール航空の魅力がパネルで紹介されています。
▼イスラエルの国営航空会社であるエル・アル・イスラエル航空。
2020年3月に成田~テルアビブ便が就航します。
気になる!
▼アエロフロート・ロシア航空のブース。
▼ロシアの航空会社、S7エアラインズのブース。
海外ブース
▼ブランドUSAパビリオンのブース。
アメリカのいろいろなブースが集まっていますが、前回(2018年)よりもブースの数が少ない気がします。
▼その中にある、ポートランドのブース。
ポートランドの青いキャラクター「オドナロデュード」が可愛い。
▼オドナロデュードのアート自動販売機。
▼フランスのブース。
フランスの魅力を案内中。
▼スウェーデンのブース。
▼スウェーデンの食品や雑貨などを販売しています。
▼ポルトガルのブース。
インスタ映えの「アンブレラスカイ」。
▼エジプトのブース。
古代エジプト人の姿の似顔絵を描いてくれるサービスも。
▼ボツワナのブース。
民芸品も展示されています。
▼マレーシアのブース。
▼民族舞踊のパフォーマンスも楽しめます。
▼マレーシアの伝統工芸「バティック」(ろうけつ染めの布)染めの実演も。
▼ブータンのブース。
行ってみたいな!
▼タイのブース。
ゲストに森脇健児さんが来ていました!
森脇さんはタイに50回くらい行ったことがあるそうです。
▼日本とタイのコラボ!?
▼中国のブース。
ステージでは、二胡の生演奏と水墨画の実演。
▼香港のブース。
国内ブース
▼北関東をプラレールで再現。
子供も夢中で見ています。
▼東京メトロのブース。
銀座線のフォトスポットがあります。
▼静岡県のブース。
富士山麓限定の富士山の風景印を押して、絵はがきを届けてくれます。
▼白川郷に行ってみたい!
▼関西の鉄道会社の制服コレクション。
▼和歌山県のブース。
ここでハガキを書くと、すさみ町にある海中ポストに投函され、そのポストから届きます。
▼徳島県のブース。
すだちのつかみ取りを行っています。
▼徳島県のマスコット、すだちくん。
笑顔がいいね!
▼沖縄県のブース。
美ら海水族館の水槽かな。
前回(2018年)のものと比べて、かなり小さいです。
▼沖縄の音楽と踊りも楽しめます。
▼外務省のブース。
外務省とゴルゴ13のコラボ。
フード関連ブース
▼毎年会場内では、世界のフードを味わえるブースがいろいろ出展されます。
僕も楽しみにしていたのですが、今回はブースが3つのみ。
これは寂しいな…。
大阪だとこうなってしまうのか!?
それとも、関西の食べ物ブースに力を入れたのか!?
▼「全国ご当地どんぶり選手権 in ツーリズムEXPOジャパン2019」が開催されました。
全国のどんぶりを食べ比べて(計16種類)、おいしいと思うどんぶりに投票します。
上位に選ばれたどんぶりは、2020年1月に東京ドームで開催される「ふるさと祭り東京2020」の「第11回全国ご当地どんぶり選手権」の本戦に出場できます。
▼どんぶりは全てハーフサイズで提供され、どれも1杯500円(税込)。
僕は2杯食べました。
1杯目は「紀州勝浦産生鮪中とろカツ丼」。
土佐酢のジュレと一緒に食べるとうまい!
▼2杯目は、「川俣シャモのぶっかけ親子丼」。
これもうまい!
安倍総理もこの親子丼を食べたそうです。
▼関西うまいものコーナー。
ラーメン、たこ焼、お好み焼きも楽しめます。
ステージ
▼大きなステージが2つあり、いろいろなパフォーマンスを見ることができます。
この写真に写っているのは、「安芸ひろしま武将隊演舞」。
戦利品
ツーリズムEXPOジャパンでは、ブースでいろいろなグッズをもらうことができます。
今回の戦利品をご紹介します。
▼ポストカード、クリアファイル、ステッカー、バゲージタグ、クリップ、ボールペン、紅茶、チョコレート、グミキャンディ、ウェットティッシュ。
▼成田空港のブースでは、クイズに答えてマスキングテープをもらいました。
過去のツーリズムEXPOジャパン・旅博・旅行博の戦利品は別の記事でご紹介しています。
再入場はできる?
▼出口で手にスタンプを押してもらえば、再入場できます。
次回(2020年)の会場は沖縄!
2020年の会場は、沖縄です。
沖縄で遠くなりますが、僕は行きます!
期間:10月29日(木)- 11月1日(日) ※一般公開は10月31日(土)・11月1日(日)の2日間
会場:沖縄コンベンションセンター
ツーリズムEXPOジャパン2019の感想
2019年に行って感じたことは、以下の5点です。
- 東京ビッグサイトよりも若干空いていた(会場内が歩きやすかった)。 ※場所・時間帯によっては、ほぼ変わらないくらいですが。
- 航空会社のブースが減った。
- 世界のフードを楽しめるブースが少なすぎた。
- 座って休憩できる場所(ベンチなど)が少なかった。
- トイレに困るので、もう少し早めに建物の中に入れるようにしてほしかった。
まとめ
今回は、「ツーリズムEXPOジャパン2019」の開場前の様子、会場内レポート、戦利品などをお伝えしました。
まるで旅行をしているかのような気分になれて、旅好きにはたまらない楽しいイベントです。
気になる方は、次回行ってみてはいかがですか?
ツーリズムEXPOジャパン2019
住所:大阪市住之江区南港北1-5-102(インテックス大阪)
電話:03-5510-2004(ツーリズムEXPOジャパン推進室)
公式サイト:ツーリズムEXPOジャパン2019
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