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毎年開催されている、旅のイベント「ツーリズムEXPOジャパン」(旅博・旅行博)。
世界中の観光局、航空会社、旅行会社、ホテルなどの各ブースを回って、航空会社の最新シートを体験できたり、各国のパフォーマンスを楽しめたり、現地グルメを食べることができたり、まるで旅行をしているかのような気分になれます。
僕も毎年楽しみにしていて、2020年も楽しんできました!
この記事では、
- ツーリズムEXPOジャパン2020の開場前の様子、会場内レポート
- ツーリズムEXPOジャパン2020での食事
- ツーリズムEXPOジャパン2020の戦利品
などをご紹介します。
「ツーリズムEXPOジャパン」(旅博・旅行博)とは?
「ツーリズムEXPOジャパン」とは、世界最大級の旅のイベント。
今まで「JATA世界旅行博」「JATA旅博」「旅フェア」といった名前で行われてきた旅行・観光イベントが、名称変更や統合などを経て、2014年から「ツーリズムEXPOジャパン」として毎年開催されています。
世界100ヵ国以上の国・地域の観光局、航空会社、空港、旅行会社など、旅行・観光に関連する企業や団体が出展して、国や地域の魅力、現地の最新情報、航空会社の最新サービスなどを紹介する、旅好きにはたまらないイベントです。
会場では、以下のような楽しみもあります。
※その年によって内容が異なる場合もあります。
- オリジナルグッズをもらえる。(ポストカード、クリアファイルなど)
- 各ブースで行われるクイズ大会で正解数が多い人には、往復航空券や非売品のモデルプレーンなどの賞品がもらえる。
- 試飲・試食がある。(コーヒー、ワイン、クッキー、料理など)
- ステージや各ブースに有名人が来ることも。
新型コロナウイルスの影響もあり、今回のツーリズムEXPOジャパンの内容は沖縄・国内観光が中心で、海外からの出展はほとんどありませんでした。
ツーリズムEXPOジャパンの基本情報と混雑回避のコツは別の記事でご紹介しています。
ツーリズムEXPOジャパン(旅博)2024の混雑回避と100%楽しむための9個のコツ
会場は東京から沖縄へ
今まで「ツーリズムEXPOジャパン」(旅博・旅行博)は東京(東京ビッグサイト)で開催されてきましたが、前回(2019年)は大阪で、今回(2020年)は沖縄で開催されました。
ツーリズムEXPOジャパン2019の一般初日に行ってきたのでレポート!
2020年以降の開催場所は以下の予定です。
- 2020年:沖縄(沖縄コンベンションセンター 10月29日~11月1日)
- 2021年:東京(東京ビッグサイト 1月8日~9日)・大阪(インテックス大阪 11月25日~28日)
- 2022年以降:東京(東京ビッグサイト)???
2021年1月に東京ビッグサイトで開催される「トラベルフェスタ」は、元々2020年9月に開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で2021年に延期されました。
今年(2020年)の東京オリンピック開催に伴い(2021年開催予定に変更)、東京ビッグサイトはプレスセンターとして使用される予定です。その改修工事やオリンピック延期などの関係で、2019年~2021年のツーリズムEXPOジャパンの会場は東京ビッグサイトではありません。
開場前の様子
2020年もツーリズムEXPOジャパンに行ってきました。
まずは、開場前の様子からお伝えします。
▼8:20頃 沖縄コンベンションセンターに到着。
▼会場にいるのは、関係者と出展者ばかり。
入場待ちの一般客が少しはいるだろうと思っていましたが、全然いませんでした…。
小林 弘征
▼最初にANAのブースを見たいので、沖縄コンベンションセンター展示棟の前に並びます。
下の画像は、開場時間が近づいてきた9:40頃の様子です。
そして、10:00に入場開始。
検温が行われ、館内へ。
今回のツーリズムEXPOジャパンは入場無料でしたが、事前に入場時間帯の予約が必要で、その際に取得したQRコードの提示もありました。
入場待ちのために並んでいて気になったのが、会場スタッフによる列の整理の仕方。
最初に4列で並ぶように言われて並んだところ、通路を確保する目的で3列に修正したいということで、一番端に並んでいる一列の人達に向かって「列を整理するので、最後尾に並んでください」とスタッフの方が言っていました。
ということは、先に並んでいた人達が最後尾に並び直さないといけないという理不尽…。(結局4列のままでした。)
他にも、列の整理をするために、先に並んでいる人と後から並んでいる人の順番がグチャグチャになっている状況。
列の整理は大変だと思いますが、先に並んでいる人の気持ちを考えてほしかったです。
会場内をレポート
会場内には以下の出展エリアがあり、観光局、航空会社、旅行会社、ホテルなどがそれぞれブースを設けています。
世界各国の最新情報、観光スポット、イベント、パフォーマンス、グルメ、おみやげなど、旅の魅力に触れることができます。
- 沖縄県内
- 国内
- 海外
- 関連企業・団体
- ResorTech Okinawa
また、会場内には、沖縄の食べ物・飲み物を中心に楽しめるフードエリアなどもあります。
それでは、各ブースの一部をご紹介します。
航空会社・空港関連ブース
▼まずは、ANAブースへ直行します。
A380 “FLYING HONU”の大きなパネルがお出迎え。
いつか乗ってみたいです!
▼ANAブースの全体。
例年のANAブースは、機内のシートが展示されていたり、CAさんがいたり、大きなモデルプレーンやゲームコーナーなどがあったり、かなり広くて立派なのですが、今回はこじんまりとしています。
▼空の旅の新しいスタンダード、空港や機内の環境づくり、旅の情報などが紹介されています。
ANAトラベラーズ公式インスタグラムのフォロー&投稿で、オリジナルグッズをもらえます。
▼続いては、JALブース。
ANAブース同様、例年と比べて寂しい展示です。
JALグループの環境への取り組みに関する情報などが紹介されています。
▼ブースにはパイロットさん(下の画像)と整備士さん(上の画像)もいました。
航空会社・空港関連ブースは、他にも那覇空港のブースがあり、アンケートに回答してステッカーをもらいました。
国内ブース
▼沖縄美ら島財団ブース。
▼首里城正殿が目の前によみがえるVR(バーチャル・リアリティ)などを楽しめます。
▼東南植物楽園ブース。
モルモットも遊びに来ていました。
▼会場内の様子。
来場者はあまり多くないですね。
混みすぎていて疲れるということがありませんでした。
ちなみに、ANAブースの前を何回か通り過ぎましたが、あまり人がいなくて空いていることが多かったです。
▼ ResorTech Okinawaエリア。
“ResorTech”(リゾテック)とは、「リゾート (Resort)」と「テクノロジー(Technology)」を組み合わせた造語で、リゾート地に暮らす人々と訪れる人々の生活と行動を快適で便利、安全・安心にするテクノロジー、そして、リゾート地を支える観光、宿泊、飲食、小売、交通、医療、福祉、製造、農林水産業など、あらゆる産業の生産性や付加価値を向上させるテクノロジーのこと。
そのようなテクノロジーを提供している企業などのブースが集まっています。
▼沖縄コンベンションセンター展示棟とは別に、宜野湾市立多目的運動場にもブースが展開されています。
▼環境省ブース。
日本の国立公園とエコツーリズム推進全体構想認定地域が紹介されています。
ブース内に書かれている情報をヒントにクイズを解いて、環境保全に向けて日々実践できる行動目標を書くと、オリジナルグッズ(フリクションペンとふせん)をもらえます。
▼こちらの会場内も人が多くなくて、動きやすいです。
毎回これくらいの混雑具合だったら快適なのに。
海外ブース
例年のツーリズムEXPOジャパンでは、世界中の国・観光局などが出展していてかなり賑わうのですが、今回の海外ブースの数は15しかありません。
それぞれのブースも縮小されていて、かなり寂しいです。
出展が多いのはアジアで、北米・南米・中東などのブースはありませんでした。
▼タイのブース。
タイの三輪タクシー「トゥクトゥク」が展示されています。
すいかジュースをもらいました。
▼来場者の名前(?)を聞いて、それをタイ語にして、伝統工芸品の傘に書いてプレゼントしていました。
▼フィリピンのブース。
フォトスポットもあります。
▼フィリピンの音楽ライブも楽しめます。
▼中国のブース。
パンダのぬいぐるみが可愛い。
▼台湾のブース。
ブース内に観光スポットのパネルが貼られていて、阿里山森林鉄道が気になる。
▼オーストラリアのブース。
▼スペインのブース。
▼アンゴラ共和国のブース。
アンゴラへの行き方を聞いてみたら、日本からの直行便はないので、ドバイ、香港、ヨハネスブルグ、アディスアベバなどを経由する必要があるとのこと。
日本から行く場合、ドバイ経由で行く人が一番多いそうです。
カランドゥーラの滝などのポストカードをもらいました。
フードブース
沖縄県内で人気のあるフードを楽しめるブースがたくさん出展され、ブースエリアが3つに分かれています。
ちなみに、例年ツーリズムEXPOジャパンで開催されていた「全国ご当地どんぶり選手権 in ツーリズムEXPOジャパン」はありませんでした。(ふるさと祭り東京2021の開催中止が決定したため。)
▼「沖縄キッチンカーフェスタ」エリア。
ハンバーガー、グリルサンドイッチ、沖縄そば、チキンオーバーライス、オリジナルコーヒーなど。
▼「沖縄県産肉 × 琉球泡盛フェスタ」エリア。
サイコロステーキ、ハンバーグ、あぐートンカツバーガー、各種泡盛など。
▼「旅するカレーフェスタ」エリア。
インド風スパイスカレー、タイ風グリーンカレー、京都府無水カレー、北海道直送ラムとマトンのダブルカレーなど。
▼いろいろ食べたかったのですが、気になっていたチキンオーバーライスにしました。
人気があって、キッチンカーの前には行列ができていました。
チキンオーバーライス 700円(税込)、マウンテンデュー 100円(税込)。
▼チキンオーバーライスはニューヨークで人気のあるフードで、ターメリックライスの上に、焼いたチキンやレタスなどがのっていて、ヨーグルトソースをかけた料理。
スパイスが効いていて(辛さはあまりありません)、ヨーグルトソースの酸味と合っていて、うまい!
もっと量があってもよかったな!
▼フードブースの近くにはテーブルも用意されています。
▼天気がいい日に外で食べるのは気持ちいいですね!
この時期の那覇は湿度が低くてカラっとしています。
ステージ
ステージはありましたが、例年行われる民族舞踊や芸能人のトークショーなどはありませんでした。
戦利品
ツーリズムEXPOジャパンでは、ブースでいろいろなグッズをもらうことができます。
今回の戦利品をご紹介します。
▼ネックストラップ、ポストカード、ステッカー、USBメモリ、ボールペン、ふせん、メモ帳。
▼JALブースではA350ネックストラップをもらいましたが、アンケートの記入などはなく、置いてあるものを自由に持っていけるスタイルでした。
▼すいかジュース、ちんすこう、田芋パイももらいました。
過去のツーリズムEXPOジャパン(旅博・旅行博)の戦利品は別の記事でご紹介しています。
再入場はできる?
入場無料なので、自由に出入りできました。
ただ、入場時にはQRコード(入場日・時間帯を事前に登録した際に取得)の確認と検温、退場時には再度QRコードの確認がありました。
次回(2021年)の会場は大阪!
2021年の会場は、2019年の時と同じで大阪です。
期間:2021年11月25日(木)- 28日(日) ※一般公開は11月27日(土)・28日(日)の2日間
会場:インテックス大阪
また、大阪でのイベントが開催される前に、1月に「トラベルフェスタ」という旅のイベントが東京で開催されます。
期間:2021年1月8日(金)- 9日(日) ※この2日間とも一般向け
会場:東京ビッグサイト
まとめ
ツーリズムEXPOジャパン2020の開場前の様子、会場内レポート、戦利品などをご紹介しました。
- 例年ほど規模が大きくなく、新型コロナウイルスの影響もあり、出展数も少なかった。(特に海外からの出展がかなり少なかった。)
- 航空会社や海外などのブースが例年と比べて小さくなっていて、寂しさを感じた。
- 来場者数がそれほど多くなく、移動や食事などがしやすかった。(開催場所が沖縄、しかも新型コロナウイルスのこともあり、行くのを控えた人が多かったのでは!?)
- グッズをもらえるブースなどではかなり密集度が高かった。
- とはいっても、旅気分を味わえるイベントなので、毎回楽しい!
旅好きにはたまらないイベントです。
ただ、旅行業界は新型コロナウイルスの影響を受けてダメージが大きいので、仕方ないことであるのはわかっていても、例年のツーリズムEXPOジャパンと比較すると内容が寂しいというのが正直な感想です。
次回のイベント開催時に新型コロナウイルスがどうなっているかまだわかりませんが、ツーリズムEXPOジャパンが気になる方は、次回行ってみてはいかがですか?
旅行業界のため、僕も微力ではありますが、少しでも貢献できるように旅行をたくさんします。
ツーリズムEXPOジャパン2020
住所:沖縄県宜野湾市真志喜4-3-1(沖縄コンベンションセンター)
電話:03-5510-2004(ツーリズムEXPOジャパン推進室)
公式サイト:ツーリズムEXPOジャパン2020
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