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ANAの上級会員を目指す「SFC修行」。
せっかく旅行するなら、ANAの上級会員になって飛行機の旅を快適に楽しみたいですよね!
- SFC修行って何?
- スーパーフライヤーズ会員(SFC会員)の特典は?
- SFC修行の費用・PP単価の目安、おすすめのルートを知りたい!
- SFC修行はいつから準備を始めればいいの?
- SFC修行で活用できるANAの特別対応はある?
- SFC修行のメリット・デメリット・注意点は?
- SFC修行について、SFC修行の流れ、SFC会員の特典
- SFC修行の費用・PP単価の目安
- 修行ルートを考える際のポイント、おすすめのルート
- SFC修行を始めるべき時期
- SFC修行で活用できるANA特別対応
- SFC修行のメリット・デメリット・感想・注意点
- 3回で完結した僕のSFC修行の内容、修行ルート決定までのプロセス
2019年にSFC修行をしてANA上級会員(プラチナ・SFC)になった僕が、詳しく解説していきます。
SFC修行とは?
SFC修行について
まずは、「SFC修行」という言葉について。
「スーパーフライヤーズカード (SFC) 」という特別なクレジットカードに入会するために(=SFC会員になるために)、主にANAに多く搭乗してANAプラチナ会員を目指す(=50,000プレミアムポイント以上獲得する)こと。
これだけを読むと、
- スーパーフライヤーズカード (SFC)? SFC会員?
- プラチナ会員?
- プレミアムポイント?
と思う方もいると思いますが、それぞれの言葉の意味もあわせて、これからSFC修行について詳しく解説していきます。
SFC修行は本当に楽しかったので、SFC修行が気になる方はぜひ最後まで読んでみてください!
SFC修行の全体の流れ
SFC修行をやってみたいと思うんだけど、何をどの順番で行えばいいのかわからない…。
- SFC修行の全体の流れは?
- ANAカードを発行する → SFC修行のルートを決めて航空券を予約する → フライトに搭乗する → スーパーフライヤーズカード (SFC) に申し込む(切り替える)
- SFC修行の準備を始める前にしておくべきことは?
- 事前にANAカードを発行しておくことをおすすめします。
SFC修行全体の流れは以下の通りです。
- SFC修行の準備を始める前にANAカードを発行する。
- SFC修行のルート・日程を決めて、航空券を予約する。(宿泊する場合はホテルも予約する。)
- SFC修行をする。(予約したフライトに搭乗する。)
- 50,000プレミアムポイント以上獲得したら、スーパーフライヤーズカード (SFC) に申し込む(切り替える)。
SFC修行のルートを決めるのももちろん大事ですが、SFC修行の準備を始める前に(航空券を予約する前に)ANAカードを発行しておくことを強くおすすめします。
SFCはクレジットカードなので申し込む時にカード審査があり、もし審査に通らないとSFC修行が無駄になってしまうからです!
ANAカード発行については、この記事の後半で詳しくお伝えします。
SFC修行の費用・PP単価の目安
SFC修行をするのに費用(これは航空券代のことで、宿泊費や交通費などは含みません)・PP単価の目安があるので、これを考慮しながらルートを決めていきます。
- 【費用】50万円以下
- 【PP単価】10円以下
例えば、羽田~那覇便の航空券(普通席)が10,000円の場合(プレミアムポイントは1,476PP)、
PP単価 = 10,000円 ÷ 1,476PP ≒ 6.78円
「1PPを獲得するのに6.78円かかった」という意味で、PP単価が低ければ低いほどプレミアムポイントを効率的に獲得できているということになります。
プレミアムポイントについては、後ほど詳しくお伝えします。
費用・PP単価はあくまで「できるだけお金をかけずに効率的にSFC修行をする場合」の目安です。
SFC修行のスタイルは
- 金額を最優先して、国内線(普通席)を一日に何往復もする。
- 金額は多少考慮しながらも、プレミアムクラス(国内線)やプレミアムエコノミー(国際線)も利用して、快適に修行する。
- 金額はあまり重視しないで、ビジネスクラスなどを利用して、海外旅行を楽しみながら優雅に修行する。
など人によって様々なので、その目安の数値を超えたらダメというわけではありません。
ANAのステイタス
航空会社には、飛行機に搭乗した実績により「ステイタス」(会員のランク)が決まる制度があります。
ANAにも「ANAマイレージクラブ」というマイレージサービスがあり、一般会員以外に3つのステイタスがあります。(上のランクから順に表示)
- 「ダイヤモンドサービス」メンバー(ダイヤモンド会員)
- 「プラチナサービス」メンバー(プラチナ会員)
- 「ブロンズサービス」メンバー(ブロンズ会員)
ANAのステイタス、プレミアムメンバー(ダイヤモンド・プラチナ・ブロンズ)の特典については、別の記事で詳しくご紹介しています。
スーパーフライヤーズカード (SFC) ・スーパーフライヤーズ会員(SFC会員)
スーパーフライヤーズカード (SFC) ・スーパーフライヤーズ会員(SFC会員)
ANAの上位ステイタスである「プラチナ」「ダイヤモンド」になると、「スーパーフライヤーズカード」(SFC) という特別なクレジットカードを発行できるようになります。
入会すると
- スーパーフライヤーズ会員(SFC会員)
となり、年会費を払い続けてこのカードを保有している限りANAの上級会員とほぼ同じ特典を半永久的に受けることができます。
例えば、プラチナ会員がスーパーフライヤーズカードを発行すると、「プラチナ会員」でもあり「スーパーフライヤーズ会員」でもあります。
スーパーフライヤーズカードは8種類あり、一般カードからプレミアムカードまで幅広く用意されています。(年会費は全て税込)
年会費 | |
---|---|
ANAスーパーフライヤーズカード(一般カード) ※VISA・マスターカード・JCB | 11,275円 |
ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード ※VISA・マスターカード・JCB | 16,500円 |
ANAアメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・ゴールド・カード | 34,100円 |
ANAダイナース スーパーフライヤーズカード | 30,800円 |
ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード | 88,000円 |
ANA JCBスーパーフライヤーズカード プレミアム | 77,000円 |
ANAアメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・プレミアム・カード | 165,000円 |
ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカード | 170,500円 |
SFC会員の特典
SFC会員になると受けられる主な特典は以下の通りです。
- ANA LOUNGE・ANA ARRIVAL LOUNGEの利用
- 座席クラスのアップグレード
- 国内線の先行予約
- 国内線座席指定の優先
- 国内線特典航空券の先行予約
- 国際線特典航空券・アップグレード特典の優先
- 優先チェックインカウンターの利用
- 手荷物受け取りの優先
- 手荷物許容量の優待
- 専用保安検査場の利用
- 優先搭乗
- アップグレードポイント・フライトボーナスマイルの付与
プラチナ会員とSFC会員の特典内容は少し違いがありますが、そこまで大きな差はないので、ほぼ同じ内容だと思っていて大丈夫です。
どうしてもプラチナ会員の方がいいというこだわりがなければ、無理して毎年プラチナステイタスを維持しなくてもSFC会員で十分だと思います。
SFC会員の特典については、別の記事で詳しくご紹介しています。
プレミアムポイント (PP)
プレミアムポイント (PP) とは?
飛行機に搭乗するともらえるポイントとしてすぐに思いつくのは「マイル」ですが、それとは別に「プレミアムポイント」(PP) というものがあります。
「マイル」と「プレミアムポイント」はどちらとも飛行機に乗った距離(路線)により付与されるものですが、それぞれの違いは以下の通りです。
- 【マイル】
飛行機に搭乗した時はもちろん、日常生活でクレジットカードで買い物をした時などにももらえる。
→ ステイタス決定に関係ない! - 【プレミアムポイント】
飛行機に搭乗した時のみもらえる。
→ このポイント数により「ブロンズ」「プラチナ」「ダイヤモンド」の各ステイタスが決定される!
ANAの上級会員になるために必要なものは、マイルではなく「プレミアムポイント」です!
ANAプレミアムメンバーになるための条件
ANAのステイタス「ブロンズ」「プラチナ」「ダイヤモンド」になるために必要なプレミアムポイント数を見てみましょう。
- ブロンズ:30,000PP(このうちANAグループ運航便で15,000PP以上必要)
- プラチナ:50,000PP(このうちANAグループ運航便で25,000PP以上必要)
- ダイヤモンド:100,000PP(このうちANAグループ運航便で50,000PP以上必要)
ANAでは、今お伝えした従来のステイタス獲得方法以外でも「ライフソリューションサービス」を利用することでステイタスを獲得できるようになりました。
ステイタス獲得方法が2つ用意されていることになります。
- 従来の方法(プレミアムポイント獲得のみ)
- プレミアムポイント獲得+ライフソリューションサービス利用+ANAカード・ANA Pay決済額
「ライフソリューションサービス」利用でのステイタス獲得方法(上記2)については、別の記事で詳しくご紹介しています。
「SFC修行」とは従来の方法(上記1)のことです。この記事では従来の方法について説明しています。
ステイタスの有効期限
ステイタスの有効期限は以下の通りです。
- (プレミアムポイントを獲得した1年間の)翌年4月から1年間(4月1日~3月31日)
SFC修行を早く終えると(早いうちに50,000PPを獲得すると)プレミアムメンバー事前サービスを長く利用できてお得ですよ!
プレミアムメンバー事前サービスについては、別の記事で詳しくご紹介しています。
プレミアムポイントの計算方法
プレミアムポイントは、以下の方法で計算します。
- プレミアムポイント = フライトマイル(区間基本マイレージ × 予約クラス・運賃種別ごとの積算率)× 路線倍率 + 搭乗ポイント
ANA公式サイトに用意されている「ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション」に情報を入力すると、自動で計算してくれます。
「区間基本マイレージ」とは、搭乗区間ごと(国内線・国際線)に定められているマイル数のことです。
利用運賃(国内線)・予約クラス(国際線)ごとの、区間基本マイレージに対する掛け率のことです。
「路線倍率」とは、フライトマイルに対する路線ごとの掛け率のことです。
「搭乗ポイント」とは、搭乗するクラスや運賃によってもらえるポイントのことです。
プレミアムポイントの詳細・計算方法については、別の記事で詳しくご紹介しています。
SFC修行のおすすめのルート・路線
ルート・路線を考える際のポイント
SFC修行のルートを決めるのに大事なポイントは、「50,000プレミアムポイントを効率的に獲得できるルートを探す」ということです。
SFC修行の費用・PP単価の目安である
- 費用:50万円以下
- PP単価:10円以下
になるように、プレミアムポイントの計算式を使ってルートの候補を考えていきます。
- プレミアムポイント = フライトマイル(区間基本マイレージ × 予約クラス・運賃種別ごとの積算率)× 路線倍率 + 搭乗ポイント
各項目で狙うのは以下の通りです。
SFC修行に関する疑問点がありましたら、お問い合わせフォームからご質問ください。
国内線で利用したい運賃種別
国内線を利用する際に、PP単価を抑えるのにぜひ利用したい運賃種別をご紹介します。
ANA SUPER VALUE 75(スーパーバリュー75)
航空券は、予約が搭乗日よりも早ければ早いほど安く購入できる仕組みになっています。
国内線普通席の割引運賃には
- ANA SUPER VALUE 75
- ANA SUPER VALUE 55
- ANA SUPER VALUE 45
- ANA SUPER VALUE 28
- ANA SUPER VALUE 21
などがあり、ANA SUPER VALUE 75(スーパーバリュー75)だと安い運賃で航空券を購入できます。
下の運賃の金額(羽田→那覇便/9月の日曜日)を見てわかるように、75 → 55 → 45 → 28 → 21となるにつれて運賃が上がっていきます。
ANA SUPER VALUE PREMIUM 28(スーパーバリュープレミアム28)
国内線プレミアムクラスの割引運賃には以下のものなどがあります。
- ANA SUPER VALUE PREMIUM 28
- ANA VALUE PREMIUM 3
SFC修行でプレミアムクラスを利用する場合、ANA SUPER VALUE PREMIUM 28(スーパーバリュープレミアム28)だとお手頃な運賃で航空券を購入できます。
下の運賃の金額(羽田→那覇便/9月の日曜日)を見てわかるように、28 → 3になると運賃が上がります。
ANA SUPER VALUE TRANSIT 75(スーパーバリュートランジット75)
直行便がない区間では、普通席の乗継割引運賃が設定されています。
- ANA SUPER VALUE TRANSIT 75
- ANA SUPER VALUE TRANSIT 55
- ANA SUPER VALUE TRANSIT 45
- ANA SUPER VALUE TRANSIT 28
- ANA SUPER VALUE TRANSIT 21
- ANA VALUE TRANSIT 7
- ANA VALUE TRANSIT 3
- ANA VALUE TRANSIT 1
- ANA VALUE TRANSIT
直行便がある長距離路線でも乗継割引運賃が設定されていることがあります。
乗継割引運賃が設定されている区間では1区間ずつ購入するよりも安く、直行便ではなくあえて乗継便を選んだ方が安い場合が多いです。
そこで注目してほしいのが、ANA SUPER VALUE TRANSIT 75(スーパーバリュートランジット75)。
例として、羽田~石垣の場合(6月の平日)で、直行便 (ANA SUPER VALUE 75) と乗継便 (ANA SUPER VALUE TRANSIT 75) の金額がどれくらい違うのか見てみましょう。
羽田~石垣は直行便がありますが、乗継割引運賃も設定されています。
▼まずは直行便。
ANA SUPER VALUE 75で一番安い便は21,930円。
▼次は乗継便。(上の画像内の「おもな運賃」の上にある[乗継便]をクリックします。)
ANA SUPER VALUE TRANSIT 75はどの時間帯であっても15,150円。
乗継便にするだけで6,780円も安くなります!
▼さらに嬉しいのが、搭乗ポイント。
ANA SUPER VALUE 75とANA SUPER VALUE TRANSIT 75の搭乗ポイントを比べると、ANA SUPER VALUE TRANSIT 75には200ポイント付くので、その分プレミアムポイントが多くなります。
- 【直行便】ANA SUPER VALUE 75:0ポイント
- 【乗継便】ANA SUPER VALUE TRANSIT 75:1区間につき200ポイント ※乗継割引運賃全て
羽田~石垣で直行便 (ANA SUPER VALUE 75)・乗継便 (ANA SUPER VALUE TRANSIT 75) を利用する場合のそれぞれのPP単価を比較してみます。
区間 | 運賃 | PP | PP単価 | |
---|---|---|---|---|
直行便 | 羽田~石垣 | 21,930円 | 1,836 | 11.94円 |
乗継便 | 羽田~那覇 | 15,150円 | 1,676 | 6.75円 |
那覇~石垣 | 570 |
直行便のPP単価は11.94円で、SFC修行のPP単価の目安である10円を大きく上回っています。
それに対して、乗継便にすると各区間に搭乗ポイントが200ポイントずつ(2区間で400ポイント)付き、しかも乗継便にすることで直行便よりも距離が少し長くなるので、PP単価は6.75円とかなり下がっています。
ANA SUPER VALUE TRANSIT 75はSFC修行をするのにぜひ利用したい運賃です。
ANA SUPER VALUE TRANSIT 75(スーパーバリュートランジット75)については、別の記事で詳しくご紹介しています。
国内線区間を片道5,000円で利用する方法
ANAには、国内線から国際線に乗り継ぐ場合(またはその逆)はその国内線区間(=国際航空券(国内区間))を片道5,000円で乗れるというお得な割引制度があります。
例えば、羽田~那覇便(普通席)の航空券は安くても片道1万円程度、搭乗日や予約する時期によっては4~5万円程度することもあるので、片道5,000円で移動できるのは嬉しいです。
この割引制度を利用すると、国際線区間でプレミアムエコノミーを利用する場合、プレミアムエコノミーの予約クラスに関係なく国内線区間の予約クラスはYクラスになり、プレミアムポイントの積算率は100%になるので、かなりお得です!
僕はこの乗継割引を活用してSFC修行のルートを決めました。
国内線区間を片道5,000円で利用するための条件や予約方法などについては、別の記事で詳しくご紹介しています。
どのルート・路線がおすすめ?
SFC修行をするのにおすすめのルート・路線をご紹介します。
国内線
国内線はどの路線でも路線倍率が2倍なので、長距離路線がおすすめです。
特に沖縄便はPP単価を低く抑えられる定番ルートです。
- 羽田~那覇
- 羽田~石垣
- 羽田~宮古
特に1月の沖縄はオフシーズンで、他の月と比べて航空券が安いことが多いので狙い目です。
例えば、羽田~那覇便の場合 (ANA SUPER VALUE 75) 、搭乗日や出発時刻などによっては片道9,000円前後で予約できるフライトもあります。(PP単価 = 航空券8,890円 ÷ 1,476PP ≒ 6.02円)
この値上げについては、後ほど詳しくお伝えします。
乗継割引運賃 (ANA SUPER VALUE TRANSIT 75) を選ぶことで、先ほどご紹介した羽田~石垣のようにPP単価が低くなることが多いルートは以下の通りです。(一例です。)
- 羽田~那覇~宮古
- 羽田~那覇~石垣
- 小松~羽田~那覇
- 仙台~那覇~石垣 など
単純往復ばかりだと飽きてしまうという方には、長距離路線を組み合わせた三角飛びもおすすめです。
三角飛びをするといろいろな空港を巡りながらSFC修行を楽しめますが、出発空港に戻るためにはPP単価が高い路線を利用しなければならない場合もあります。
PP単価を下げることを優先したい場合は、三角飛びよりも沖縄便往復の方が効率的です。
数年前までは、羽田~那覇便のプレミアムクラスを利用するのがSFC修行の定番でした。
運賃「プレミアム旅割28」(現在の「ANA SUPER VALUE PREMIUM 28」)を利用するとPP単価は8円程度で、ゆったりしたシートに座って食事や飲み物を楽しみながら快適に修行ができました。
しかし、現在はSFC修行僧対策のためかプレミアムクラスの運賃が値上がりして、ANA SUPER VALUE PREMIUM 28を利用してもPP単価は12円以上になることが多いです。
今はプレミアムクラスを利用してPP単価10円以下にするのは難しいので、PP単価にこだわる方にはプレミアムクラスはおすすめできません。
PP単価にそこまでこだわらない方は、プレミアムクラスを利用すると快適にSFC修行ができて、少ない搭乗回数で済みます。
- PP単価を最優先 → 普通席を利用(運賃「ANA SUPER VALUE 75」)
※羽田~那覇便の場合、17往復でプラチナ達成! - PP単価よりも回数・快適さを重視 → プレミアムクラスを利用(運賃「ANA SUPER VALUE PREMIUM 28」)
※羽田~那覇便の場合、9往復でプラチナ達成!
国際線
「せっかくSFC修行をするなら国際線も利用して海外に行きたい!」と思っている方は、路線倍率が1.5倍になるANAグループ運航便の日本発着アジア・オセアニア路線がおすすめです。
- シンガポール
- クアラルンプール
- シドニー
アジア路線の場合、韓国や中国などの近い国だと距離が短くてPPをあまり獲得できないので、シンガポールなどの中距離路線を選びましょう。
単純に距離だけを考えるとアメリカ・ヨーロッパなどの長距離路線の方がいいように思えますが、路線倍率を考慮すると、アジア・オセアニア路線の方が効率的にPPを獲得できます。(アメリカ・ヨーロッパの路線倍率は1倍)
座席クラスは、
- プレミアムエコノミー(予約クラス:N)
- エコノミークラス(予約クラス:S)
のどちらかを選ぶのがおすすめです。
そして、国際線のみの往復ではPP単価が高いので、先ほどご紹介した国内線区間を片道5,000円で乗れる割引制度を併用して【国際線+国内線】のルートにします。
以下のルートのプレミアムエコノミー(予約クラス:N / E)とエコノミークラス(予約クラス:S / U)の運賃(9月のある日)を調べて、PP単価をまとめました。
- 【1.国際線のみ】羽田 → シンガポール → 羽田
- 【2.国際線+国内線】那覇 → 羽田 → シンガポール → 羽田 → 那覇 ※国内線は普通席
国内線区間を付けると、付けない場合と比べてPP単価が大きく下がっているのがわかります。
【国際線+国内線】のルートは、国際線区間と国内線区間を一緒に予約します。
プレミアムエコノミー(予約クラス N / 運賃 Super Value)
1. 国際線のみ
ルート・予約クラス | 運賃 | PP | PP単価 | |
---|---|---|---|---|
羽田→シンガポール | N | 128,630円 | 3,877 | 16.59円 |
シンガポール→羽田 | N | 3,877 | ||
合計:7,754PP |
2. 国際線+国内線
ルート・予約クラス | 運賃 | PP | PP単価 | |
---|---|---|---|---|
那覇→羽田 | Y | 139,450円 | 1,968 | 11.93円 |
羽田→シンガポール | N | 3,877 | ||
シンガポール→羽田 | N | 3,877 | ||
羽田→那覇 | Y | 1,968 | ||
合計:11,690PP |
プレミアムエコノミー(予約クラス E / 運賃 Value Plus)
1. 国際線のみ
ルート・予約クラス | 運賃 | PP | PP単価 | |
---|---|---|---|---|
羽田→シンガポール | E | 217,630円 | 5,368 | 20.27円 |
シンガポール→羽田 | E | 5,368 | ||
合計:10,736PP |
2. 国際線+国内線
ルート・予約クラス | 運賃 | PP | PP単価 | |
---|---|---|---|---|
那覇→羽田 | Y | 228,450円 | 1,968 | 15.57円 |
羽田→シンガポール | E | 5,368 | ||
シンガポール→羽田 | E | 5,368 | ||
羽田→那覇 | Y | 1,968 | ||
合計:14,672PP |
エコノミークラス(予約クラス S / 運賃 Value)
1. 国際線のみ
ルート・予約クラス | 運賃 | PP | PP単価 | |
---|---|---|---|---|
羽田→シンガポール | S | 68,630円 | 2,484 | 13.81円 |
シンガポール→羽田 | S | 2,484 | ||
合計:4,968PP |
2. 国際線+国内線
ルート・予約クラス | 運賃 | PP | PP単価 | |
---|---|---|---|---|
那覇→羽田 | S | 79,450円 | 984 | 11.45円 |
羽田→シンガポール | S | 2,484 | ||
シンガポール→羽田 | S | 2,484 | ||
羽田→那覇 | S | 984 | ||
合計:6,936PP |
エコノミークラス(予約クラス U / 運賃 Basic)
1. 国際線のみ
ルート・予約クラス | 運賃 | PP | PP単価 | |
---|---|---|---|---|
羽田→シンガポール | U | 197,630円 | 3,477 | 28.42円 |
シンガポール→羽田 | U | 3,477 | ||
合計:6,954PP |
2. 国際線+国内線
ルート・予約クラス | 運賃 | PP | PP単価 | |
---|---|---|---|---|
那覇→羽田 | U | 208,450円 | 1,377 | 21.47円 |
羽田→シンガポール | U | 3,477 | ||
シンガポール→羽田 | U | 3,477 | ||
羽田→那覇 | U | 1,377 | ||
合計:9,708PP |
搭乗日などにより変動することもありますが、国内線区間を付けても付けなくても、エコノミークラスの予約クラス S のPP単価が一番低い結果となりました。
ただ、プレミアムエコノミーとエコノミークラスではPP単価が10円以下になることはなく、エコノミークラスの予約クラス S を利用すると一度で獲得できるPP数はあまり多くありません。
PP単価、快適性、一度で獲得できるPP数を考慮すると、プレミアムエコノミーの予約クラス N(【国際線+国内線】のルート)を選ぶのが現実的かなと思います。
コロナ前はANAビジネスクラスのセールが時々行われていました。
その航空券のPP単価が自分で納得できる数値であれば、ビジネスクラスで快適にSFC修行をするのも楽しいと思います。
国際線を利用してもっとPP単価を下げたいという場合は、ANA以外のスターアライアンス加盟航空会社(特にアジア系)を利用するという方法もあります。
例えば、エアチャイナ(中国国際航空)の場合、ビジネスクラスを利用してもPP単価が10円以下になることがあります。
- PP単価を最優先(10円以下) → ANA以外のスターアライアンス加盟航空会社、または海外発券を利用
- ANA国際線でPP単価を重視 → エコノミークラス(予約クラス:S)を利用
- ANA国際線でPP単価を多少考慮しながらも快適性を重視 → プレミアムエコノミー(予約クラス:N)を利用
海外発券
日本発着のANAグループ運航便は割引運賃であってもあまり安くないことが多いので、海外発券を利用して安い航空券を見つけるという方法もあります。
通常、日本で国際線の航空券を予約する場合、
羽田 → クアラルンプール → 羽田
のように、日本発着になります。(羽田から出発して羽田に戻るルートになる。)
それに対して、海外発券の場合は、
クアラルンプール → 羽田 → クアラルンプール
のように、海外発着になります。(クアラルンプールから出発してクアラルンプールに戻るルートになり、羽田は目的地になる。)
海外発券にすると、日本発着よりも安い運賃で予約できることが多く、PP単価をかなり下げることも可能です。
▼海外発券の航空券はANA公式サイトで予約できます。
上記の例の場合、トップページの国際線航空券検索画面で[出発地]を「クアラルンプール」、[到着地]を「羽田」にして検索するだけです。
ただ、海外発券には注意点があります。
先ほどの例では、
羽田 →[クアラルンプール → 羽田 → クアラルンプール]→ 羽田
のように、海外発券の区間[クアラルンプール → 羽田 → クアラルンプール]の前後に、日本発着の航空券([羽田 → クアラルンプール]と[クアラルンプール → 羽田])を別途手配する必要があり、クアラルンプールに2回行くことになります。
手配が面倒だったり、同じ都市ばかり行くのは避けたいと思っている方にはおすすめできませんが、「国際線を利用してPP単価を下げたい!」「うまく活用して頻繁に海外旅行をしたい!」という方には、海外発券はぜひ活用してほしい方法です。
コロナ禍ではどのルートで修行するのがいい?
国内線で修行しましょう!
国際線で修行したい方も多いと思いますが、今は国内線という選択肢しかないと思います。
もちろん、国際線の運賃が高くても、燃油サーチャージが高くても、PP単価が上がっても気にしないという方は、国際線で修行を楽しみましょう!
SFC修行と準備はいつから始めるべき?
SFC修行は1月から始めよう!
SFC修行は、1月からスタートしてできるだけ早く終えるのがおすすめです。
その理由は以下の2点です。
- 1月の沖縄便は運賃が安いことが多く、航空券代を安く抑えられるから。
- 修行を早く終えた分だけ「プレミアムメンバー事前サービス」の期間が長くなってお得だから。
1はSFC修行で沖縄便を利用する場合の話ですが、1月の沖縄はオフシーズンなので航空券が安いことが多く、安い時期に集中して修行できればPP単価を下げることができます。
2は、例えば修行を1月からスタートして3月に終えたとすると、プレミアムメンバー事前サービスを1年間も利用できることになります。
そのサービス期間中はまだ正式なプラチナ会員ではありませんが、プラチナ会員とほぼ同じ特典を受けられます。
航空券の発売日を意識して準備しよう!
PP単価を少しでも下げたいと思っている方は、航空券の発売日を意識して航空券を予約するのも大切です。
主な割引航空券が発売される日は以下の通りです。(国内線と国際線で異なります。)
【対象運賃】ANA SUPER VALUE、ANA VALUE
- 搭乗日の最大355日前の午前9:30から
- 夏ダイヤ(3月の最終日曜日~10月の最終日曜日の直前の土曜日搭乗分):1月下旬
- 冬ダイヤ(10月の最終日曜日~翌年3月の最終日曜日の直前の土曜日搭乗分):8月下旬
【対象運賃】ANA SUPER VALUE PREMIUM 28、ANA VALUE PREMIUM 3
- 夏ダイヤ(3月の最終日曜日~10月の最終日曜日の直前の土曜日搭乗分):1月下旬
- 冬ダイヤ(10月の最終日曜日~翌年3月の最終日曜日の直前の土曜日搭乗分):8月下旬
プレミアムクラスのお得な航空券(割引運賃「ANA SUPER VALUE PREMIUM 28」「ANA VALUE PREMIUM 3」)は、年2回の発売日(1月下旬・8月下旬)にそれぞれ半年分が一斉に発売されるので、この発売日を狙うと、自分が希望するフライトを予約できる可能性が高くなります。
プレミアムクラスを利用したSFC修行を1月からスタートさせたい方は、冬ダイヤの発売日(SFC修行を行う前年の8月下旬)に航空券を予約するのをおすすめします。
ちなみに、プレミアムクラスは先行販売があり、ダイヤモンド会員から順に予約できるようになっています。
2023年冬ダイヤ(2023年10月29日(日)~2024年3月30日(土)搭乗分)の先行販売スケジュールは以下の通りです。
対象 | 販売日 | 時間 |
---|---|---|
ダイヤモンド | 2023年8月27日(日) | 9:30 |
プラチナ、ブロンズ、SFC | 11:00 | |
ANAカード会員、ANAマイレージクラブ モバイルプラス会員 | 2023年8月28日(月) | 13:00 |
一般販売(ANAマイレージクラブ会員) | 2023年8月29日(火) | 15:00 |
ANAカードを持っていると、ステイタスがないANAマイレージクラブ会員よりも早く予約できます。
最終区間(復路)の搭乗日の355日前の日本時間午前9時から
プレミアムクラスを予約する方は、年2回の発売日をお忘れなく!
- 国内線(普通席)・ANA国際線 → 搭乗日が決まったらすぐに予約する
- 国内線(プレミアムクラス) → 年2回の発売日(1月下旬・8月下旬)を狙う
3月下旬搭乗分以降の国内線運賃が値上げに!
ANAは2023年3月26日以降搭乗分の国内線運賃の届出を国土交通省に行っていますが、その内容を見ると大幅な値上げが確認できます。
例えば、羽田~那覇便の場合。
一日の中で運賃が安い時間帯で修行でもよく利用されているANA477便(羽田→那覇)を見てみます。
※2023年3月26日~4月27日搭乗(運賃:ANA SUPER VALUE 75)
今までは10,000円以下で予約できることが多かったANA477便ですが、運賃表を確認すると16,800円になっています!(どの時間帯でも運賃は16,800円で同じ)
- 【今まで】9,510円など
- 【3月26日以降】16,800円(約1.77倍)
朝の時間帯のフライトなどは元々運賃が高めに設定されているのでそこまで大きな影響はありませんが、手頃な運賃が魅力だったANA477便などはこれだけ高くなってしまうとPP単価も大きく上がってしまいます!
どの時間帯でも同じ運賃になったので、逆に考えると、好きな時間帯(自分に都合のいい時間帯)のフライトを選べるようになったとも言えます。
SFC修行で活用できるANA特別対応【2023年】
新型コロナウイルスの影響を考慮して、2023年もANAによる特別対応が行われます。
旅行需要が復活してきて2023年は何も行われないと思っていましたが、特別対応はやっぱり嬉しいですね!
国際線プレミアムポイント2倍キャンペーン(7月1日~12月31日)
ANAおよびANAグループ運航の国際線で獲得したプレミアムポイントが通常の2倍になる期間限定キャンペーンです。
PPが2倍になるので、同じPP数を獲得するのに通常の半分の航空券代で済んで、かなりお得!
2023年7月1日(土)~12月31日(日)
ANAおよびANAグループ運航の国際線全路線
マイル積算可能な国際線全運賃
期間中に対象路線に対象運賃で搭乗した全てのANAマイレージクラブ会員
通常積算されるプレミアムポイント数が月ごとに集計され、同様のプレミアムポイント数が通常積算分とは別に搭乗月の翌月末日までに積算されます。
例:2023年7月1日(土)~31日(月)搭乗・積算分 → 2023年8月末日までにキャンペーン分のプレミアムポイントが積算
2023年12月搭乗分におけるキャンペーン分のプレミアムポイントの積算時期は2024年1月末になりますが、2024年度のステイタス獲得に向けたプレミアムポイントとしてカウントされます。
PPが2倍になってお得ですが、国際線は航空運賃も燃油サーチャージ代も高いので、SFC修行を安く抑えたい場合は国内線を利用する場合のPP単価と比較した方がいいですよ!
【終了】伊丹・関西発着対象路線プレミアムポイント2倍キャンペーン(2月27日~4月11日)
ANAおよびANAグループ運航の伊丹・関西発着対象路線で獲得したプレミアムポイントが通常の2倍になる期間限定キャンペーンです。
PPが2倍になるのは嬉しい!
2023年2月27日(月)~4月11日(火)
ANAおよびANAグループ運航の以下の路線
大阪(伊丹) | 札幌(新千歳)、函館、青森、秋田、仙台、新潟、東京(羽田)、松山、福岡、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄(那覇) |
大阪(関西) | 札幌(新千歳)、東京(羽田) |
本音を言えば、国内線全路線が対象になってほしかったな…。
ANA FLEX A~D、障がい者割引運賃、ビジネスきっぷ、Biz、@Biz、ANA VALUE 1、ANA VALUE 3、ANA VALUE 7、ANA SUPER VALUE 21、株主優待割引運賃、スマートシニア空割、スマートU25、ANA VALUE TRANSIT 7、ANA VALUE TRANSIT 、ANA VALUE TRANSIT 1 、ANA VALUE TRANSIT 3
期間中にキャンペーン参加登録をして、対象路線に対象運賃で搭乗した全てのANAマイレージクラブ会員
対象期間中の搭乗分で通常積算されるプレミアムポイントと同じプレミアムポイント数が、通常積算分とは別に2023年4月末日までにまとめて積算されます。
過去に行われたANA特別対応については、別の記事で詳しくご紹介しています。
僕のSFC修行をご紹介!
僕も2019年にSFC修行をしました。
国内線と国際線をどちらとも利用するルートで計画して、毎回ワクワクしながら飛行機に乗って、本当に楽しかった!
僕が行ったSFC修行のルート・費用・PP単価、そして修行ルート決定までのプロセスなどをご紹介します。
僕がSFC修行をしようと思った理由
SFCを発行すれば、ANA上級会員向けサービスとほぼ同じ上質なサービスを受けられるようになるからです。
僕は海外旅行に行く時間がなかなか取れない時期が数年間あり、やっとゆっくりと海外旅行する時間を取れるようになりましたが、
せっかく海外旅行をするなら、航空会社の上級会員になって飛行機の旅を快適にしたい!
と思うようになりました。
僕はスターアライアンス派で、ユナイテッド航空 (UA) のマイルも貯めています。
アメリカが大好きで、アメリカにばかり行っていてUAの上級会員だった時期もあるので、またUAの上級会員を目指そうとも考えましたが、「上級会員になれても維持するのが大変だろうな…」と思いました。
航空会社の上級会員になるには(そして上級会員のステイタスを維持するには)毎年その航空会社の飛行機に頻繁に乗る必要があり、その年の搭乗頻度によっては一般会員に戻ってしまう可能性もあり、それはUAでも同じこと。
それに対してANAの場合、一度プラチナ会員になってSFCを発行すれば、そのカードの年会費を払い続ける限り上級会員向けとほぼ同じ特典を半永久的に受けられるようになります。
これは魅力的!SFCを発行するしかない!
そう思って、僕はSFC修行を決めました。
僕のSFC修行のルール
SFC修行をするのに自分でルールを設定している方も多いと思います。
例えば、
- PP単価を下げるのを最優先にする。
- 仕事が忙しくて飛行機に乗る時間をあまり取れないだろうから、修行にかける日数(搭乗回数)を少なくする。
- 短期集中で修行を一気に終わらせる。
- プレミアムクラス(国内線)やビジネスクラス(国際線)なども利用しながら快適に修行する。
- 費用やPP単価はあまり気にしないで、旅行しながらPPを獲得していく。
など。
僕も、3つのルールを決めました。
- PP単価10円以下(費用50万円以下)にする。
- なるべく回数を少なくして効率的に行う。
- 国際線も利用して、あくまで旅行として楽しむ。
PP単価を考慮しながらも、旅行として楽しめる修行にしました。
例えば、国内線を1日何往復もするような修行にしてしまうと、それぞれのフライトを「楽しむ」というよりも「消化する」という感覚になりそうなので、PP単価を極限まで下げることを最優先にはしませんでした。
ルート・費用・PP単価
僕のSFC修行は、全3回(計18レグ)で完結しました。
- 獲得PP:50,220PP
- 費用:497,650円
- PP単価:9.91円
▼下の表は、SFC修行で利用したフライト・予約クラス・運賃・プレミアムポイント・PP単価などの一覧です。(利用した航空会社は全てANAです。)
PP単価をギリギリ10円以下に収めることができました!
海外発券も考えましたが、SFC修行後の旅行のことも考えて、今回は海外発券は無しにしました。
修行ルートを決定するまでのプロセス
SFC修行をどのようなルート・内容で行うのか決めるまでの流れを、修行1回目・2回目・3回目に分けて解説していきます。
修行1回目(1-6レグ目)
羽田 → 那覇 → 成田 → シンガポール → 羽田 → 那覇 → 羽田
国際線[成田/羽田~シンガポール]往復の前後それぞれに国内線[羽田/成田~那覇]往復を付けました。
この修行1回目を行ったのは1月で、家から着てきたコートを那覇やシンガポールまで持っていくと荷物になるので、羽田空港でコートを預けることで解決!
ANAグループ運航便の日本発着アジア・オセアニア路線(路線倍率1.5倍)の中から、シンガポールに決定。
座席はプレミアムエコノミーにしました。(どの予約クラスでも積算率100%、しかもアップグレード対象。)
一番安い予約クラス「Eクラス」を予約して、往路のみビジネスクラスにアップグレード(ユナイテッド航空のマイルを使用)しました。(復路はアップグレード枠が空いていませんでした。)
以前は(僕がこのシンガポール便を予約した時も)、国際線を利用してSFC修行をする場合はプレミアムエコノミーがおすすめだと言われていました。
しかし、プレミアムエコノミーの一番安い予約クラスとして「Nクラス」が2018年12月に新設されました。
「Nクラス」が新設されたことで「Eクラス」の運賃が高くなり(=PP単価も上がり)、プレミアムエコノミーを利用するSFC修行は必ずしも効率的だとは言えなくなってしまいました。
また、以前はANA上級会員向けの特典として「プレミアムエコノミーへの変更」サービスがあり、僕がSFC修行をしようと思った決め手の一つでした。
しかし、2019年9月30日搭乗分(日本時間)で終了。
この後、対象者に向けて2019年10月1日から2020年3月31日までの搭乗分においてプレミアムエコノミーへのアップグレード予約キャンペーンが実施されましたが、これも終了。
修行1回目の航空券を購入した後にサービス終了が発表され、結局僕はこのサービスを一回も経験できませんでした。
ANA国際線に乗り継ぐ際に国内線区間を片道5,000円で乗れる割引制度を利用して、国内線の長距離路線である[那覇~成田/羽田]の往復を国際線区間の前後に付けました。(国際線区間と国内線区間を一緒に予約。)
国際線でプレミアムエコノミーを利用するので、この国内線区間の積算率は100%です。
国内線[羽田~那覇]の往復を運賃「ANA SUPER VALUE 75」(積算率75%)で予約。
SFC修行で那覇に行く時はダブルツリーbyヒルトン那覇によく泊まりました。
修行2回目(7-12レグ目)
羽田 → 那覇 → 羽田 → シドニー → 羽田 → 那覇 → 羽田
国際線[羽田~シドニー]往復の前後それぞれに国内線[羽田~那覇]往復を付けました。
ANAグループ運航便の日本発着アジア・オセアニア路線(路線倍率1.5倍)の中から、シドニーに決定。
このシドニー便は2019年になってから予約したので、この時点ですでにプレミアムエコノミーの「Nクラス」は新設されていました。
プレミアムエコノミーとエコノミークラスの運賃・PP単価を比較して、プレミアムエコノミーの「Nクラス」(積算率70%)を予約しました。
プレミアムエコノミーは「Eクラス」よりも「Nクラス」の方がPP単価が低かったです。
修行1回目(2・5レグ目)と同じく、国内線区間を片道5,000円で乗れる割引制度を利用して、国内線の長距離路線である[那覇~羽田]の往復を予約。
国際線でプレミアムエコノミーを利用するので、この国内線区間の積算率は100%です。
修行1回目(1・6レグ目)と同じく、国内線[羽田~那覇]の往復を運賃「ANA SUPER VALUE 75」(積算率75%)で予約。
修行3回目(13-18レグ目)
羽田 → 那覇 → 羽田 → クアラルンプール → 羽田 → 那覇 → 羽田
国際線[羽田~クアラルンプール]往復の前後それぞれに国内線[羽田~那覇]往復を付けました。
ANAグループ運航便の日本発着アジア・オセアニア路線(路線倍率1.5倍)の中から、クアラルンプールに決定。
修行2回目(9・10レグ目)と同じく、プレミアムエコノミーとエコノミークラスの運賃・PP単価を比較して、プレミアムエコノミーの「Nクラス」(積算率70%)を予約しました。
修行1回目(2・5レグ目)と修行2回目(8・11レグ目)と同じく、国内線区間を片道5,000円で乗れる割引制度を利用して、国内線の長距離路線である[那覇~羽田]の往復を予約。
国際線でプレミアムエコノミーを利用するので、この国内線区間の積算率は100%です。
修行1回目(1・6レグ目)と修行2回目(7・12レグ目)と同じく、国内線[羽田~那覇]の往復を運賃「ANA SUPER VALUE 75」(積算率75%)で予約。
SFC修行フライト搭乗記
SFC修行で利用したフライト全18レグの搭乗記は、それぞれの記事で詳しくご紹介しています。
修行1回目(1-6レグ目)
▼【1レグ目】羽田 → 那覇 ANA477 (NH477) B777-200ER 普通席
▼【2レグ目】那覇 → 成田 NH2158 (ANA2158) B767-300ER 普通席
▼【3レグ目】成田 → シンガポール NH801 B777-300ER ビジネスクラス
4レグ目以降はのんびり執筆中です。
▼【4レグ目】シンガポール → 羽田 NH842 B787-9 プレミアムエコノミー
▼【5レグ目】羽田 → 那覇 NH479 (ANA479) B777-200 普通席
▼【6レグ目】那覇 → 羽田 ANA462 (NH462) B777-200 普通席
修行2回目(7-12レグ目)
▼【7レグ目】羽田 → 那覇 ANA477 (NH477) B777-300 普通席
▼【8レグ目】那覇 → 羽田 NH470 (ANA470) B777-200 普通席
▼【9レグ目】羽田 → シドニー NH879 B787-9 プレミアムエコノミー
▼【10レグ目】シドニー → 羽田 NH880 B787-9 プレミアムエコノミー
▼【11レグ目】羽田 → 那覇 NH463 (ANA463) B777-300 普通席
▼【12レグ目】那覇 → 羽田 ANA994 (NH994) B787-9 普通席
修行2回目を終えて(正確には10レグ目に搭乗して)ブロンズ達成!
修行3回目(13-18レグ目)
▼【13レグ目】羽田 → 那覇 ANA477 (NH477) B777-300 普通席
▼【14レグ目】那覇 → 羽田 NH472 (ANA472) B777-300 普通席
▼【15レグ目】羽田 → クアラルンプール NH885 B787-9 プレミアムエコノミー
▼【16レグ目】クアラルンプール → 羽田 NH886 B787-9 プレミアムエコノミー
▼【17レグ目】羽田 → 那覇 NH473 (ANA473) B777-300 普通席
▼【18レグ目】那覇 → 羽田 ANA994 (NH994) B787-9 普通席
全18レグに搭乗して50,220PP獲得してプラチナ達成!
SFC修行をして感じたこと、修行時の注意点
実際にSFC修行をしたことで感じたこと、わかったことなどがいろいろあったので、書いていきます。
計画と航空券予約は早めに行う
SFC修行をしようと決めたら、修行全体の計画、航空券の予約を早めに行いましょう!
航空券は早く購入すればするほど運賃が安く済み、特に土日祝日や連休などのフライトは修行で利用されることが多いので、空席が減るにつれて運賃も上がっていきます。
プレミアムクラスを利用する方は、年2回の発売日に合わせて、SFC修行を行う前年の8月下旬(冬ダイヤ発売日)を狙って予約するのがおすすめです。
SFC修行は早く始めて早く終える
航空券を早く予約して、SFC修行を早く始めて早く終えることができれば、その分「プレミアムメンバー事前サービス」の期間が長くなるのでお得です。
僕は2019年6月下旬にSFC修行が完了したので、翌月7月から2020年3月までの9ヵ月間、プラチナ会員とほぼ同じサービスを受けることができて快適でした!
合計PP数とPP単価を正確に計算する
プレミアムポイントの計算は大事なので、以下の2点
- SFC修行で獲得するプレミアムポイントの合計は50,000PP以上になってる?
- 費用(航空券代)・PP単価の計算は合ってる?(PP単価を重視している方向け)
に気を付けて正確に慎重に計算して、計算ミスのないようにしましょう!
綿密に計画したつもりが、修行が終わる頃になって計算ミスでPPがわずかに足りないことに気付いて、追加で航空券を購入することに…とならないように!
ANAカードを事前に発行しておく
SFC修行を始める前にANAカードを発行するのを強くおすすめします。
修行後にスーパーフライヤーズカード (SFC) を発行できなければ、SFC修行に費やした費用・時間・労力が無駄になってしまいます。
ANAカード発行については、後ほど詳しくお伝えします。
僕は修行前にANAカードを発行しておいたので、安心して修行することができました。
修行内容を変更する必要が出てくる可能性も
修行は長期間にわたるので、以下のような理由で元々組んでいたスケジュールを変更せざるを得ない状況が出てくることもあります。
- 悪天候でフライトが遅延・キャンセルになった
- 仕事でどうしても外せない予定が入ってしまった
- 寝坊して乗り遅れた
- PPの計算ミスがあった
航空会社がフライトの変更・キャンセルなどをする場合は振替の対応をしてもらえると思いますが、私用でフライトを変更・キャンセルする場合は変更手数料などの余計な出費が発生するため、PP単価にも影響が出てきます。
僕も、国際線への乗り継ぎがある国内線のフライトが雪の影響で遅延になったことがあり、その時はあせりました。
プラチナ会員になると機内でお祝いしてもらえるのかと勝手に思ってた
ブログやSNSなどを見ていると、SFC修行の最後のフライトやSFC修行を解脱(=SFC修行を終えること)した後の最初のフライトで、プラチナ会員になる(なった)のをCAさんからお祝いしてもらっている様子が上げられていることがあります。
CAさんから「おめでとうございます!」と言ってもらったり、メッセージカード、ミニギフト(機内にあるキャンディやアメニティなどを袋に入れたもの)、デザートなどをもらったり。
僕もSFC修行の解脱が近づくにつれて、
もしかして、僕がもうすぐプラチナ会員になるという情報がCAさんの間で情報共有されていて、機内でお祝いの言葉を言ってもらえたりするのかな?
と、勝手に少しだけ期待していました。
でも、実際には何もありませんでした。
これが普通だと思います。
SNSなどにその様子を上げている人はおそらく、プラチナ会員になる(なった)ことをCAさんとの会話の中で伝えているのだと思います。
修行ロスが襲ってくる
SFC修行で頻繁に飛行機に乗っていると、それが日常生活の一部であるかのように感じてきます。
最後のフライトを終えると、プラチナになれる嬉しさはもちろんありましたが、修行が終わってしまったという寂しさもありました。
こんなに寂しくなるとは思っていませんでした!
ANA上級会員になれたことを誇りに感じる
プラチナステイタスを獲得して上級会員になれたことで、一般会員とは違う上質なサービスを受けられるようになり、フライトが本当に快適になりました。
プレミアムチェックイン(優先チェックインカウンター)やANAラウンジを利用できたり、優先搭乗できたり、搭乗ゲートでの改札音が違ったり、手荷物が早く出てきたり、マイルをたくさんもらえたり、指定できる座席が多かったり、「いつもありがとうございます」と言ってもらえたり、など。
そして、
僕はANAプラチナサービスメンバーであること、SFC会員であることを誇りに思っています。
ANAの上級会員である喜びを感じる瞬間がいっぱいあり、SFC修行をやってよかったと感じています。
SFC修行のメリット・デメリット
SFC修行をするメリット・デメリットを、僕なりに考えてみました。
メリット
SFC入会でANA上級会員とほぼ同じ内容の特典を半永久的に受けられる
このメリットはとても大きいと感じていて、SFC修行をする人のほとんどはこれが目的だと思います。
ANAのステイタスがなくなったとしても上質なサービスをこれからもずっと受け続けられるというのは、やはり安心感があります。
楽しい時間を過ごせて、ANAや飛行機にも詳しくなっていく
SFC修行の計画を始めるとマイルやプレミアムポイントなどについて調べたり考えることが多くなり、ANAのキャンペーンや航空業界の最新情報などにも敏感になって詳しくなっていきます。
飛行機が好きな人なら、SFC修行は本当に楽しい時間だと思います。
飛行機に頻繁に乗れるのはもちろん、今まで乗ったことがなかった路線を利用してみたり、いろいろな空港に行ったり、上級会員向けサービスをいろいろ経験できたり。
ANAはもちろん、飛行機や空港にも詳しくなっていき、知識と経験が増えていくのが楽しい!
IHG系列ホテルでSFC会員向け宿泊プランを利用できる
IHG系列ホテルでSFC会員向けのお得な宿泊プランを利用できます。
宿泊代と食事代を節約できて嬉しい!
SFC家族カード発行で、家族会員も本会員とほぼ同じサービスを受けられる
SFCには家族カードも用意されていて、カードを発行して家族会員になると、搭乗回数やPPなど関係なく本会員とほぼ同じサービスを受けられるようになります。
家族会員は本会員と主に以下のような違いがありますが、あまり気にしなくていい内容だと思います。
- アップグレードポイントをもらえない。
- SFC入会記念のオリジナルネームタグをもらえない。
- プレミアムメンバー限定オンラインメディアが配信されない。
- カレンダー・手帳のプレゼントがない。
家族旅行をする際に家族全員でプレミアムチェックインやANAラウンジなどを利用できるのは、メリットが大きいです。
デメリット
お金も時間もかかる
SFC修行の目安として「費用(航空券代)50万円以下」とお伝えしましたが、航空券代以外にも、宿泊代、食事代、交通費などもかかります。
修行をするにはお金だけでなく時間も必要です。
「航空券代だけで50万円なんて出せない!」「仕事が休みの日にわざわざ空港に行って飛行機に乗る時間がもったいない!」と感じる方もいると思います。
家族がいる方は、SFC修行をするのに家族の同意や協力も必要になります。
ご紹介したメリットに共感できるなら、お金と時間をかけてSFC修行をする価値はあると僕は思います。
2023年もプラチナ防衛修行をしています!
僕は2024年度もプラチナステイタスを維持するため、2023年もプラチナ防衛修行をしています。
この様子は、別の記事・Instagramで詳しくご紹介しています。
SFC修行を始める前にANAカードを発行しておこう!
SFC修行(スーパーフライヤーズカード (SFC) への入会)を考えているなら、以下の順番でカードを発行しましょう。
- SFC修行を始める前にANAカードを発行する。
※発行したいSFCと同じブランド(VISA・アメックスなど)を選ぶ。 - SFC修行をする。(予約したフライトに搭乗する。)
- SFC修行が終わったら、SFCに申し込む(=すでに持っているANAカードと同じブランドのSFCに切り替える)。
SFC修行を始める前にANAカードを発行するのを強くおすすめします!
もちろん、ANAカードを持っていない状態でSFC修行を行い、修行後にSFCに申し込むことも可能です。
ただ、SFCはクレジットカードなので申し込む時にカード審査があり、もし審査に通らないとSFC修行に費やした費用・時間・労力が無駄になってしまいます!
僕は修行前にANAカードを発行したので、安心してSFC修行を行えました。
ANAカードは以下のような幅広いラインナップなので、自分に合うクレジットカードを選びましょう。
- ANA一般カード
- 交通系IC一体型カード
- ANAワイドカード
- ANAゴールドカード
- ANAカードプレミアム
どのANAカードにしようか迷ったら、以下のどちらかあたりを選んでおけばいいと思います。
- ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(入会キャンペーンがお得!)
- ANA VISAワイドゴールドカード
▼僕がSFC修行の前後に発行したのは、下の画像内にある2枚。
- SFC修行前:ANA VISAワイドゴールドカード(左側)
- SFC修行後:ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード(右側)
ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカードは、ANA VISAワイドゴールドカードからの同じブランド (VISA) での切り替えです。
まとめ
SFC修行をご紹介しました。
- SFC修行をしてSFCを発行すれば、半永久的にANA上級会員とほぼ同じ特典を受けられる!
- 修行前にANAカードを発行する!
- プレミアムポイントの計算ミスがないように何度も確認する!
- SFC修行は楽しい!
プラチナ会員・SFC会員になったことで上質なサービスを受けられるようになり、飛行機の旅が快適になりました。
確かにSFC修行はお金も時間もかかりますが、修行する価値は十分あると僕は思います。
気になっている方は、まずはSFC修行の計画を立ててみてはいかがですか?
修行前にANAカードを発行するのもお忘れなく!
- ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(入会キャンペーンがお得!)
- ANA VISAワイドゴールドカード
SFC修行に関する疑問点がありましたら、お問い合わせフォームからご質問ください。
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はじめまして!
今年から修行を始めようと思っています。
那覇-羽田-クアラルンプールー羽田ー那覇のルートですが一番安い日程を探す方法は有るのでしょうか?
ご教示いただけると大変うれしいです(*^_^*)
まこさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
今年からSFC修行を始める予定なのですね!
ぜひぜひ楽しみましょう!
航空券が一番安い日を探す方法ですね。
結論から言ってしまうと、一発検索で見つけるのは難しいので、地道に探すのが確実です。
僕もそうしました。
航空券比較サイトなどは、具体的な日付が決まっていれば便利なツールです。
しかし、日付を指定しないで検索しようとすると、航空会社などの絞り込みができなかったり、そもそも日付未定では検索できないなど、自分が望んでいるような検索結果が出てこなくて使い勝手が悪いこともあります。
SFC修行をするのに、全てのフライトをANAにするのか、それともANA以外の航空会社も利用するのかにもよりますが、全てANAのフライトを利用するなら、一般的に航空券が安いと言われている時期を中心にANAウェブサイトで検索してみるのがいいと思います。
下記は、僕が行った方法です。
[那覇-羽田-クアラルンプール-羽田-那覇のルート]なら、ANAウェブサイト(国際線航空券)で、
・出発地:那覇(OKA)、到着地:クアラルンプール(KUL)と入力
・日付は適当に指定
・[+前後3日の運賃を検索]にチェックを入れる
で検索します。
7日間分の料金が一覧で表示されるので、その中での最安値がすぐにわかります。
この前後の7日間分の料金もすぐに調べられるので、自分が調べたい月まで見ることができます。
ちなみに、ANAの割引運賃「ANA SUPER VALUE 75」(搭乗日の75日前まで予約可能な運賃)で予約するのがお得です。
搭乗日が今から75日(2ヵ月半)以上先の航空券を予約すると、最安値で予約できる場合が多いです。
2020年夏ダイヤ搭乗分(2020年3月29日(日)~2020年10月24日(土))の「ANA SUPER VALUE 75」は今月29日(水)9:30から一斉発売(ANA上級会員・ANAマイレージクラブ会員などは先行発売あり)となるので、今から航空券を予約するならこれを狙うのがおすすめですよ!
SFC修行を予定している方でこの発売日を狙っている方も多いと思うので、安い航空券を見つけたらすぐに予約した方がいいと思います。
年間の最安値を調べるのに多少時間が掛かってしまうと思いますが、参考にして頂けると嬉しいです。
SFC修行は本当に楽しいので(修行が終わると修行ロスになってしまうほど)、応援しています!
国内線のみで短期間で簡単に貯められる路線ありますか?
徳島発→羽田着 がスタート
羽田発で沖縄や北海道って現実的には可能ですか?
貯まりますか?
岡田さん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
国内線でSFC修行をする場合は、長距離路線、特に那覇便がおすすめです。
[徳島 → 羽田]からスタートする場合(同じ日に徳島に戻ってくるとした場合)、
徳島 → 羽田 → 那覇 → 羽田 → 徳島
というルートだと効率的にプレミアムポイントを獲得できると思います。
上記のルートの場合、
全て普通席(運賃:ANA SUPER VALUE 75)を利用すると3,938PP、
全てプレミアムクラス(運賃:ANA SUPER VALUE PREMIUM 28)を利用すると8,164PP貯まります。
【徳島~羽田(片道)】普通席:493PP プレミアムクラス:1,222PP
【羽田~那覇(片道)】普通席:1,476PP プレミアムクラス:2,860PP
那覇ではなく宮古または石垣でも可能ではありますが、
[宮古or石垣 → 羽田]から[羽田 → 徳島]に乗り継ぐ時間が短くて(特に宮古便)、
[宮古or石垣 → 羽田]が遅延してしまうと徳島に戻れなくなるので、
那覇便を選んだ方がいいと思います。
今年のプラチナ資格取得者ですが、コロナの関係か来年度まで継続されているようですが、この場合は、プラチナ防衛は不要だったでしょうか。また、それにも拘わらず防衛が成功した場合は23年度まで持ち越されるということはありますでしょうか。ご教示ください。
maigenさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
JALは現在のステイタスを1年間延長(2022年4月1日~2023年3月31日)
するという話もあるようですが(海外の会員限定?)、
ANAについてはまだ何も発表されていないので、しばらく様子を見るしかないですね。
もしステイタスが1年間延長されることになったら、
プラチナ防衛はする必要がなかったと感じる方もいると思います。
(防衛した人のステイタスは2023年度まで持ち越しというのはないと思います。)
僕も今年プラチナ防衛修行をして2022年度もプラチナ確定しているので、
ステイタス延長が決定されたら、何かしらの優遇措置はあってほしいです…。
記事を読ませていただきました。ありがとうございます。
私は、東京都ー沖縄を毎月行き来しているので、もう3月になってしまいましたがSFCを目指し、これから修行を開始したいと思っております。
現在はUnitedのマイルばかりを貯めて利用していたので、一からのスタートになります。早速来週のフライトから始めたいと思うのですが、カードの審査に時間がかかるのではないかと予想されます、
となるとまずは①ANAマイレージに入会 ②ANAカードに入会 の流れになると思うのですが、①のポイントは②で行う修行にも引き継げますでしょうか。
まささん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
これからSFC修行を始められるのですね!
僕も以前はUAメインでマイルを貯めていました。
ANAマイレージクラブ入会後に獲得したプレミアムポイントは、
①と②でANAマイレージクラブお客様番号が同一であれば、
ANAカード入会後もきちんと引き継がれますよ。
正確に書くと、同一人物(同じお客様番号)であれば、
ANAカードに入っていてもいなくても、そのお客様番号の口座にプレミアムポイントは貯まっていきます。
※ANAマイレージクラブに入会しないと、プレミアムポイントは獲得できません。
SFC修行をする人の中にも、50,000PPを貯めてプラチナになってから初めてANAカードを発行する方もいるので、ご安心ください。
SFC修行を楽しんでくださいね!
応援しています!
記事を読んで、とても興味を持ちました、以前から、カードはもっていますが、
これから、チケットを探して行動を始めるのでも遅くないでしょうか、
ひーさんさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
記事を読んでいただきありがとうございます。
すでにANAカードを持っているのであれば、修行期間はあと11ヶ月もあるので十分間に合うと思います。
SFC修行は楽しいので、興味があるようでしたら早速航空券を予約して修行を始めてみてはいかがですか?
こんにちは、詳しいご説明ありがとうございました。
ANAのクレジットカードを持っていない場合
50000プレミアムポイント貯めてもステータスつきませんでしょうか?
ちなみに、シンガポール航空で今年の10月に関空-シンガポール を往復した場合、おおよそ何プレミアムポイントが貯まりますでしょうか?
よろしくお願いします。
ゆうやさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
ご質問に回答させていただきます。
1.ANAカードを持っていない場合のステイタス
ANAカードを持っている・いないに関わらず、
50,000プレミアムポイント貯まったらANAプラチナ会員です。
ただ、スーパーフライヤーズカード(SFC)を発行するためにSFC修行をしよう(=50,000PP貯めよう)とお考えでしたら、
修行前にANAカードを発行しておくのをおすすめします。
2.シンガポール航空搭乗時のプレミアムポイント
航空券の予約クラスによってPPは変わります。
予約クラスを教えていただけますか?
ビジネス:Z、C など
プレミアムエコノミー:S、T など
エコノミー:E、M など
よろしくお願いします。