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歴史を感じられる美しい街並み、ルネサンスの芸術、最先端ファッション、パスタやピザなどのおいしい料理など、魅力あふれるイタリア。
行ってみたいけど、気になるのはイタリア旅行はいくらかかるのかということ。
そこで今回は、イタリアへの一般的な旅行(4泊6日/ローマ+フィレンツェ)を想定して、かかる費用・予算を調べてみました。
イタリア旅行の費用・予算はどれくらいかかるの?
イタリア旅行にかかる費用・予算を調べてみたので、各項目ごとに書いていきます。
※あくまで参考価格として一例を挙げているので、実際の金額は変動することをご了承ください。
航空券
日本(羽田・成田)からローマへのフライト時間は13時間程度。(直行便の場合)
羽田・成田-イタリア(ローマ)便の代表的な航空会社の大人運賃(往復)の目安は以下の通りです。(燃油サーチャージ・空港使用料など含む。)
【日系航空会社】(ANA・JAL) ※乗継便
95,000円-110,000円程度
【イタリア系航空会社】(アリタリア航空)
95,000円-110,000円程度
お盆休みや年末年始などの繁忙期では、180,000円-300,000円程度になることもあります。
通常期の日系航空会社とイタリア系航空会社を比べると、金額はそれほど変わりません。
日系航空会社だと、日本語も通じて、日本式の丁寧なサービスを受けることができるので希望する方も多いと思います。
羽田・成田からローマへ行く場合、少しでも早く到着したい、乗り継ぎが面倒という方は直行便があるアリタリア航空を、安心で丁寧なサービスを求めている方は日系航空会社を、という選択になると思います。
どの航空会社を利用するにしても、早めに予約をするとお得です!
宿泊費
泊まる人数によって金額の目安が異なるので、人数別に書いていきます。
※ローマ(テルミニ駅周辺)とフィレンツェ(ドウォモ広場周辺)のスタンダードホテル(通常期)の場合(1泊あたり)
空港からのアクセス、観光地へのアクセス、立地の良さなどによっても金額は変わってきます。
【家族4人】
広めの部屋で、
・ローマ 250ユーロ程度(約33,500円/1人8,400円程度) ※大人2名+子供(小学生)2名
・フィレンツェ 220ユーロ程度(約29,500円/1人7,400円程度) ※大人2名+子供(小学生)2名
【カップル】
ダブルまたはツインの部屋で、
・ローマ 120ユーロ程度(約16,000円/1人8,000円程度)
・フィレンツェ 100ユーロ程度(約13,500円/1人6,750円程度)
【友達3人】
トリプルの部屋で、
・ローマ 170ユーロ程度(約22,500円/1人7,500円程度)
・フィレンツェ 120ユーロ程度(約16,000円/1人5,350円程度)
【1人】
シングルの部屋で、
・ローマ 220ユーロ程度(約29,500円)
・フィレンツェ 125ユーロ程度(約16,500円)
海外旅行保険
海外旅行保険が必要かどうか悩む方も多いと思います。
必須ではありませんが、旅行先で何か起きる可能性も考えて、できるなら加入しておくと安心です。
ヨーロッパは治安がいいと思っている方がいるかもしれませんが、イタリアは観光客を狙ったスリや置き引きなどのトラブルが多発しています。
宿泊日数、付帯サービスの内容にもよりますが、イタリア4泊6日でしたら1人あたり2,500-7,500円程度です。
最近はクレジットカードに海外旅行保険のサービスが付いているものもありますが、補償範囲が不十分であることもあるので、心配な方は(特に家族での旅行の場合は)保険に加入した方がいいと思います。
空港には海外旅行保険の手続きができる窓口があるので、旅行当日に加入することも可能です。
海外旅行保険に入る3つの方法と各予算は以下の通りです。
【1.保険会社や旅行会社の窓口で加入する】
目安:5,000円-7,500円程度
AIU損害保険、東京海上日動、JTB、HISなどの窓口で申し込みできます。
・メリット
直接説明をしてもらった上で最適なプランに加入できるので、安心です。
また、その場で保険証券を発券してもらえるので、手続きが楽です。
空港にも窓口がある会社もあるので、旅行当日に空港で加入できるのも助かります。
・デメリット
インターネットからの申し込みと比べると高額になってしまいます。
【2.インターネットで加入する】
目安:2,500円-5,000円程度
窓口まで行く必要がなくパソコンなどから申し込みができる会社が多くあります。
・メリット
パソコンやスマートフォンなどから加入できるので、気軽にできます。
また、価格が手頃なのも魅力です。
・デメリット
高額な保証プランは申し込みできません。
【3.クレジットカード付帯】
目安:0円
海外旅行保険が付いているカードもあるので、それを活用する方法もあります。
・メリット
保険に加入するのに、特に追加料金など払う必要がありません。
・デメリット
付帯条件、保証限度額、保証内容、現地からの問い合わせ番号、手続き方法などを自分で事前にクレジットカードに確認する必要があり面倒です。
また、補償範囲が不十分であることも多いです。
食事代
手軽に食べられるカフェ、本格的なイタリア料理レストランなど、幅広く楽しめます。
イタリアは、安い店でも料理のクオリティが高い!
価格の目安は以下の通りです。
・カフェ パスタ 10ユーロ程度(約1,350円)
・カフェ ピザ 10ユーロ程度(約1,350円)
・レストラン フルコース 75ユーロ程度(約9,950円)
・デザート ジェラート 3ユーロ程度(約400円)
おみやげ代
チョコレートなどのお菓子が一般的です。
アジアなどでよくあるような、安くて手軽に配れるバラマキ系のお土産はあまり見かけません。
また、高級ブランドの本店も多くあるので、予算に余裕のある方は本店で買い物をするのもいいですね。
イタリアの代表的なお土産の価格の目安は以下の通りです。
・チョコレート 10ユーロ程度(約1,350円)
・クッキー 12ユーロ程度(約1,600円)
・高級ブランドバック 800ユーロ程度から(約106,500円)
現地交通費
イタリアは、鉄道・バスなどの公共交通機関が発達しています。
路線が複雑ではないので、イタリア初心者でも利用しやすいです。
・地下鉄 1.5ユーロ(約200円)
・市バス 1.2ユーロ(約160円)
・タクシー初乗り 3-4ユーロ(約400-530円)
観光・アクティビティ
ローマやフィレンツェなどは特に遺跡や観光地が多いので、ガイド付きのツアーがおすすめです。
・古代ローマ巡り 70ユーロ程度(約9,300円)
・アマルフィ1日観光 250ユーロ程度(約33,200円)
・ピサ観光 110ユーロ程度(約14,600円)
・カプリ島1日観光 180ユーロ程度(約24,000円)
パックツアーの場合はいくら?
パックツアーは、行くシーズン、利用する航空会社やホテルなどによって金額が異なります。
例えば、家族4人、4泊6日でイタリア旅行(ローマ2泊+フィレンツェ2泊)のパックツアー(航空券(羽田/成田発着)+ホテル)の場合、以下の通りです。
・価格重視 500,000円程度から
・中級ホテル 700,000円程度から
・高級ホテル 998,000円程度から
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まとめ
各項目の料金をまとめてみます。
家族4人で4泊6日でイタリア(ローマ+フィレンツェ)に個人旅行で行く場合、816,000円程度(1人あたり204,000円程度)かかります。
※自宅と羽田(成田)空港間の往復交通費、空港での食事代等は含めていません。
内訳:
航空券(諸経費含む) 110,000円(往復) x 4人=440,000円
宿泊費 33,500円 x 2泊 + 29,500円 x 2泊=126,000円
海外旅行保険 2,500円 x 4人=10,000円
食事代 120,000円
おみやげ代 60,000円
現地交通費 10,000円
観光・アクティビティ 50,000円
あくまで金額の目安として一例を書きました。
旅行期間、食事・買い物でのお金の使い方、現地での過ごし方などによって予算は大きく変わるのでご了承ください。
また、航空会社のセールを利用する、観光スポットから多少離れている安いホテルに泊まる、食事代やおみやげ代を極力節約するなど行えば、この金額よりも安く収めることも可能です。
観光、グルメ、ショッピングなど出費する部分にメリハリをつけて、イタリア旅行を楽しみましょう!
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