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格安航空会社(LCC)で有名なジェットスター・ジャパンは頻繁にセールを行っているのを見かけます。
僕もセールで航空券を買って、乗ったことがあります。
そこで今回は、ジェットスター・ジャパンのセールが行われるタイミング、セールが行われる日を知る方法、JAL・ANAと比較してどれくらい安く買えるのかなどについて調べてみました。
セールはいつどのくらいの期間行われるの?年何回あるの?
ジェットスターは、セールではない通常時でも、JALやANAなどより安い航空券を販売しています。
しかし、時々行われるセールでは、「この価格で大丈夫なの?」と驚くほど航空券が安くなります。
このセールですが、毎月第2○曜日とか毎月○日とか決まっている訳ではなく、不定期で行われています。
よって、年に何回セールがあるのかについても、その年や利用者数によっても変わってきます。
パターンとしては、
・搭乗客が少なく空席率が高くなりがちなオフシーズンに合わせて、約2ヵ月前にセールが行われる
・金曜日18:00から販売開始
などが多いです。
例えば、過去には「ラーメン価格に挑戦セール」(国内線片道802円セール)が行われたことがあります。
販売期間:2017年2月3日(金)18:00 – 2月7日(火)18:00
対象路線・販売開始日:
2月3日(金)18:00から 札幌-成田/札幌-関西/札幌-中部/成田-大分
2月4日(土)18:00から 福岡-成田/福岡-関西/福岡-中部/成田-熊本
2月5日(日)18:00から 成田-関西/成田-松山/成田-鹿児島/中部-鹿児島
2月6日(月)18:00から 沖縄-成田/沖縄-関西/沖縄-中部/成田-高松
搭乗期間:
2017年4月5日(水)-5月25日(木) ※4月28日(金)-5月9日(火)は対象外
または、2017年5月10日(水)-5月25日(木)
※路線によって異なる。
※搭乗可能日が火・水・木限定の路線もある。
このセールは「国内線片道802円セール」という驚くほどの激安価格です。
※僕もこのセールで予約を試みましたが、802円で購入できる分はあっという間に売り切れになってしまい買えませんでした。
このセールの搭乗期間を見ると、3月の春休みシーズン直後からGW直前までの期間、そして、GW直後から5月下旬までが対象となっています。
そして、販売開始日は金曜日18:00からで、販売開始から搭乗期間初日まで約2ヵ月あります。
春休みが終わり、学生も社会人も新年度がスタートする4月からGWに入るまでの期間は、旅行する人が減るオフシーズンと言えます。
ということは、先ほど書いたパターン
・搭乗客が少なく空席率が高くなりがちなオフシーズンに合わせて、約2ヵ月前にセールが行われる
・金曜日18:00から販売開始
というのが当てはまります。
全てのセールがこのパターン通りとも限りませんが、旅行に行きたい(飛行機に搭乗したい)と思っている時期の2ヵ月前にセールが行われるかどうか、情報収集をしてみましょう!
ちなみに、年末年始・GW・お盆などの繁忙期は、セールをしなくても航空券は売れるので、セールが行われることはまずないです。
いつセールが行われるのかを知る3つの方法
不定期で行われるセールの情報をいち早く手に入れるにはどうすればいいのでしょうか?
それには、3つの方法があります。
ジェットスターの無料会員になる
ジェットスターで無料会員になり、メールアドレスを登録しておくと、セールなどのお得な情報がメールで届きます。
会員登録は無料です。
僕も登録していて、メールで情報を仕入れて、セールの時にお得な航空券を買っています。
ジェットスターのTwitterやFacebookなどのアカウントをフォローする
ジェットスターのTwitter・Facebookなどをフォローしておくと、セールなどの最新情報を入手できます。
また、ジェットスターの公式アプリでもセール情報を知ることができます。
ジェットスターの有料会員プログラムに登録する
先ほどご紹介した無料会員向けには配信されないとてもお得な情報が、有料会員(Club Jetstar会員)限定で配信されます。
【料金】
年会費:3,980円(税込)
【会員特典】
・Club Jetstar会員向け特別価格
・セールの先行予約・購入
・受託手荷物&座席指定20%OFF
・提携会社の割引特典(ホテル特別割引・Wi-Fiレンタルサービス割引)
特別価格で航空券を買えたり、セールの先行予約ができたりなど、ジェットスターを利用して頻繁に旅行する人には最高のサービスですね!
具体的にどれくらい安くなるのか調べてみた!JAL・ANAと価格を比較!
ジェットスターのセールで購入するとどれくらい安く買えるのか、各手数料を含めて合計いくらになるのか、調べてみました。
比較をするため、同じ搭乗日でJALとANAの価格も調べてみます。
購入条件は以下の通り。(2017年2月5日現在)
搭乗日:5月の平日 ※2017年5月17日(水)とします
路線:東京(成田) → 沖縄(那覇) ※片道
搭乗クラス:エコノミークラス
座席指定:する(通常のシート)
機内食・ドリンク:なし(無料のサービスは除く)
機内持ち込み手荷物:無料で持ち込める規定内のバッグ1個
預ける手荷物:なし
JAL
まずはJALの価格。
合計 10,380円(税込)
(内訳)
・航空運賃:10,090円
・空港使用料:290円
【運賃タイプ「ウルトラ先得」】
便の変更:不可
払い戻し:可能(有料)
【機内持ち込み手荷物】
個数制限:身の回り品(ハンドバッグ、ノート型パソコン、カメラ、傘など)+1個(キャリーケースなど)まで
総重量:10kg以内
寸法:3辺の合計が115cm以内、かつ、3辺それぞれの長さが55cm × 40cm × 25cm以内(キャスター・持ち手などを含む)
【預ける手荷物】※この規定を超えると有料
個数制限:なし
総重量:20kg以内
寸法:3辺それぞれの長さが50cm × 60cm × 120cm以内(キャスター・持ち手などを含む)
ANA
次にANAの価格。
合計 14,180円(税込)
(内訳)
・航空運賃:13,740円
・空港使用料:440円
【運賃タイプ「旅割75」】
便の変更:不可
払い戻し:可能(有料)
【機内持ち込み手荷物】
個数制限:身の回り品(ハンドバッグ、ノート型パソコン、カメラ、傘など)+1個(キャリーケースなど)まで
総重量:10kg以内
寸法:3辺の合計が115cm以内、かつ、3辺それぞれの長さが55cm × 40cm × 25cm以内(キャスター・持ち手などを含む)
【預ける手荷物】※この規定を超えると有料
個数制限:なし
総重量:20kg以内
寸法:3辺の合計が203cm以内(キャスター・持ち手などを含む)
ジェットスター
最後にジェットスターの価格。
「国内線片道802円セール」で予約できたとして計算してみます。
合計 2,342円(税込)
(内訳)
・航空運賃:802円
・空港使用料:380円
・座席指定料:660円
・支払手数料:500円
※支払手数料は、1人1区間に対して500円(クレジットカード払いの場合)掛かります。
例えば、2人で成田-那覇間の往復航空券を購入する場合、1回で購入しても2,000円(往復(=2区間)x 2人で4区間分)掛かるのでご注意を!
【運賃タイプ「Starter」】
便の変更:可能(有料)
払い戻し:不可
【機内持ち込み手荷物】
個数制限:身の回り品(ハンドバッグ、ノート型パソコン、カメラ、傘など)+1個(キャリーケースなど)まで
総重量:7kg以内
寸法:3辺それぞれの長さが56cm × 36cm × 23cm以内(キャスター・持ち手などを含む)
【預ける手荷物】
運賃タイプ「Starter」の場合、全て有料
3社の結果は以下のようになりました。(全て税込)
JAL:10,380円
ANA:14,180円
ジェットスター:2,342円
JAL・ANAの航空運賃には、機内サービス(ドリンクサービス・ブランケット貸し出しなど)・座席指定料・支払手数料・手荷物を預ける手数料が含まれています。
一方、ジェットスターの航空運賃にはそれらが含まれていないので、予約する時にそれぞれの手数料が加算されていきます。
今回は「国内線片道802円セール」という激安価格で計算しましたが、航空運賃が片道2,000-3,000円程度で販売されるセールで予約をしても、片道の合計金額は3,500-4,500円程度(航空運賃以外は同条件の場合)なので、ジェットスターは本当に安いです!
この価格は魅力的!
セールが始まって早く予約を完了させるために行うべきことは?
パソコンとスマホを用意する
いよいよセールが始まり、ジェットスターの公式サイトで予約をしようとすると、アクセスが集中してなかなか次のページに進まない…というのは、よくあることです。
お得な航空券を買える確率を上げるためには、予約をする時にパソコンとスマホを両方準備して、両方から同時にアプローチしてみましょう!
僕もこの方法をやっているのですが、パソコンよりもスマホの方が若干つながりやすいです。
セールが始まる前に会員登録を完了させておく
これ、大事です!
セールが始まったら、一秒を争います!早い者勝ちです!
便名を選んだ後に名前やら住所やら搭乗者の情報を入力している間に、お得な航空券はライバルに奪われてしまいます!
事前に会員登録を済ませておき、ログインをした状態でセールに臨みます。
そうすることで、予約を完了させる直前にわざわざ名前などの情報を打ち込む手間が省けるので、時間の節約になります!
支払方法
以下の方法で支払いができます。
・クレジットカード(VISA、Mastercard、American Express、JCB、UATP)
・キャリア決済(dケータイ払いプラス(docomo)、auかんたん決済)
・ウェルネット決済(コンビニ、銀行ATM(ペイジー)、ゆうちょ銀行、ネットバンキングなど)
・バウチャー
支払手数料
国内線1人1区間に対して、以下の支払手数料が掛かります。
※1回の購入に対する金額ではありません!
クレジットカード :500円
キャリア決済・ウェルネット決済 :650円
バウチャー :手数料なし
先ほどジェットスターの具体的な価格を計算した時にも書きましたが、この支払手数料は、「1人1区間」に対する金額です。
もし、2人分の往復航空券をクレジットカード払いで1回で購入すると、支払手数料は2,000円(往復(=2区間)x 2人 = 4区間分)になります。
5人家族で往復の場合は、5,000円(往復(=2区間)x 5人 = 10区間分)です!
航空運賃が安いと思って予約してみると、最後の合計金額が跳ね上がっていてビックリ!!ということもあります。
各手数料のことも気にしながら、しっかりと合計金額を確認してから予約を完了させましょう!
支払期限
【ウェルネット決済以外】
予約を完了させる前に決済を行い、予約確定となります。
【ウェルネット決済】
予約をした日の翌日23:59までに支払いを行えば大丈夫です。
ウェルネット決済の支払手数料はクレジットカード払いよりも割高ですが、予約を確定させるまで少し時間があります。
「予約はしたいけど、予定がまだはっきりしていない…」という場合などは、支払方法をウェルネット決済にしておきます。
期限までに支払いを行わないと、キャンセル料なしで自動キャンセル扱いになります。
LCCの航空券を買う際の注意点
「LCCの公式サイト(トップ画面)などに表示されている価格」=「購入する際の合計金額」ではありません。
例えば、セールで「片道1,980円」と書かれていても、この1,980円というのはあくまで航空運賃のみを意味しています。
この1,980円に、座席指定料、機内食代、受託手荷物料金、支払手数料、空港使用料など、あれこれと手数料が加算されていき、数千円アップということもあります。
また、LCCは都市部から少し離れた空港に発着することが多く(成田や関空など)、早朝や深夜のフライトも多いです。
自宅から空港まで、空港から都市部までの往復交通費、前泊・後泊の宿泊費なども考慮した上で、航空券を予約しましょう。
各手数料・交通費・宿泊費などを含めると、結局JALやANAなどと大して変わらない金額(またはそれ以上)になることもあります。
LCCを利用する際は、本当に必要なサービス・オプションだけを選択するように心掛けて、その合計金額で購入する価値があるのか見極めてから予約を完了させましょう!
まとめ
普段でさえお手頃な金額で航空券を購入できるLCCですが、セールでは激安価格で販売されるので本当にお得です。
そのセールの情報を事前に確実に入手して、セールを大いに活用しましょう!
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